【感想・ネタバレ】選ばない消費 AI時代の暮らしと価値観のレビュー

あらすじ

情報があふれ膨大な数の選択を迫られる現代社会。「選ぶことから解放されたい」という感覚は、音楽のストリーミングやファッションのサブスクサービス、生成AIによる最適解の形をとって、若者だけでなく全世代に波及している。シンクタンクで消費者行動に関する調査・研究に取り組む著者は、このように主体性を手放す消費行動を「選ばない消費」と名付けた。なぜ私たちは「選ばない」ことを選ぶようになったのか。「選ばない消費」にはどんな可能性があるのか。その実態と背景を、統計データや社会背景を交えて多角的に解き明かし、私たちの暮らしや価値観のゆくえを考察する。

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Posted by ブクログ

視座が広さに驚きの本

選ばない消費にはその対価として選ぶ手間を
支払っていると認識すべきであり
福袋は売り手が儲かるような設定があり得るが
いやいやお金払ってないから思っているかも
知れませんがサブスクやSNSなら
自分の情報と時間を支払い
目に見えないコストがかかっている

一昔前までは物の増加が幸せの基準
現代では自分に価値がある物に幸せの基準がシフトし
流行っているから買わない等
選ばない理由は多々あるが
選択肢が多い
何を基準選べばいいのか不明
候補を減らしたい
トレンドがわかる
時間がない等色々とあるが
私は失敗したくないが1番がしっくりとくる
人間には計算や見返りを超えた行動原理がありAIにはない利他の精神があるという人生論まで出てきた
驚きの本
著者の他の本もぜひ読みたい珠玉の1冊

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2026年08月28日

Posted by ブクログ

昔は新製品が発表されるたびに自分で調べて自分で選んでいた。選ぶ苦労は気にしなかった。かえってそれが消費ということなのだと思っていた。しかし、失われた30年を過ごすうちに、何も、新製品に飛びつき、旧製品との違いを調べて選ぶ苦労はする必要もないなと思うようになってきた。たぶんそんなに違わないしそんなに必要でもない。時代が変わりネットの「おすすめ」が出てくるようになると、みんな自分の世界に閉じこもるようになり、その年の流行った曲、流行語、は誰でも知っている時代ではなくなった。これを打開するために生まれたのが「サブスク」である。ある程度他の人に選んでもらったものから選ぶ行為である。失敗しても、自分の世界から出してくれたと好意的に受け取る感覚になってきた。又は参考意見として聞くべきであるという認識に変わってきた。この様に我々の常識も変化してきている。現にテレビにおいては、音楽番組は少なくなり(好みの多様化)、ニュースは、ツイッターの後を追うようになった(マスコミ頼らなくても誰でも意見を発表できるようになった)テレビ自体を見ない人もいる。選ばない消費は、選ばれるべき対象が多いために生まれてきた新しい形態だと思われる。

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2026年09月08日

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