あらすじ
\!「カクヨム恋愛小説大賞【ナツガタリ'25】異世界で働く女性の恋部門」《特別賞》受賞作!/
もうあの手に触れられなくてもいい。もう二度と会えなくてもかまわない。
──だから、ローレンス様に生きていてほしい。
ローレンス様を喪うくらいなら、私の恋は叶わなくていい。
貧乏男爵家の娘・サラは完璧な美貌を持つ若き公爵・ローレンスと結婚し、愛される幸せな日々を送っていた。しかし、事故に遭い彼はサラを庇って絶命してしまう。
絶望の中サラが目を覚ますとそこは彼と出会う前の
世界だった。二度と愛する彼を不幸にしないため、今世はひっそりと生きようとするサラ。でも、彼女の前になぜか再びローレンスが現れ、甘く執拗に求めてきて……?
絶対に結ばれてはいけない二人の、胸焦がれる死に戻りラブストーリー!
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
カクヨム版も読んでいたので、書籍版刊行嬉しかったです。
おめでとうございます&ありがとうございます。
改めて旦那様、手が早いです。
サラがあんなに逃げてたのに、色々擦り合わせが済んでからは早い早い。
何故彼がサラに惹かれていたのか語られていたから、気持ちは分からないではなかったが。
死に戻ったサラが、今度は愛した旦那様を生かそうと人生二周目ゆえの知識で先回りをし、諸々改善しながら、何故か追いかけてくる旦那様からは逃げ続けるお話。
ミラベルお嬢様との関係性が改善してからは何とも微笑ましいことに。
最終的には旦那様の最大のライバルに収まるという。
彼女、癇癪の原因がサラによって取り除かれてからは大変優秀なツンデレだからなあ。
そして、全力で逃げていたのに、何故か外堀が埋まっていくのが面白い。
特に公爵夫婦に家族まとめて気に入られてるのが凄い。
ただ人の良さを家族ぐるみで発揮したばかりに。
こればかりはもう運命として受け入れるしかない。
一周目で何故サラたちが事故に遭ったのか。
その真相がラストで、しかも二段構えで明かされる。
それまでは、どちらかというとコメディ色が強かったのだが、この終盤の展開はシリアス一直線で気を引き締めて読んだ。
愛情も度が過ぎるとああなると、自戒せねばと思った展開だった。
それにしても、何故サラは死に戻ったのだろう。
何かしらの加護なのか、それとも?
その辺りの説明はなかったような気がするので、補完が欲しかったなあとは感じた。