【感想・ネタバレ】証言・北朝鮮帰国者 祖国に渡った「在日」はどう生きたかのレビュー

あらすじ

1959年から25年間にわたって行なわれた在日朝鮮人の「北朝鮮帰国事業」で、日本国籍者約6800人を含む9万3340人が日本から北朝鮮に渡った。“地上の楽園”という宣伝に望みを抱き、建国間もない“祖国”へ渡った人々を待っていたのはどんな暮らしだったのか。90年代に北朝鮮が国家的破局に至るまで、民衆レベルで何が起きていたのか。どうやって修羅場を生き抜いたのか。本書は、脱北した帰国者50人への聞き取りから構成。労働・衣食住・教育の実情、厳しい統制と監視・密告、政治犯収容所での体験、在日マネーと日本文化の流入、大飢饉から脱北へ至る過程など、「北朝鮮の生活史」が初めて詳細に語られる。

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Posted by ブクログ

日本から北朝鮮へ渡り、後に脱北を果たした人々の体験を克明に追った重厚な一冊。理想と悲惨な現実とのギャップや独裁下の困窮が、関わった一人ひとりの視点から緻密に描かれている。
特に印象的だったのは、渡航者全員が一様に極貧だったわけではなく、日本からの送金の有無によって暮らしに激しい格差があった点。社会主義を掲げながら富が偏る現実など、知られざる多角的な実態が浮き彫りになる。新書としてはかなり分厚いが、時間をかけて読む価値のある一冊。

1
2026年08月27日

Posted by ブクログ

「地上の楽園」北朝鮮への帰国事業始末記。
在日朝鮮人の北朝鮮への帰国事業。大学へ通える等甘言を信じ海を渡った人々を待ち受ける運命。
相当のインタビューを経た力作。

0
2026年08月30日

Posted by ブクログ

やっぱりお金なんだなー。在日マネーがこういう風に役立ってというか、使われてることを思うと複雑。日本人妻が本当に気の毒でならない。あと、ついて行かざる得なかった子供たち。

0
2026年07月23日

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