あらすじ
母が遺したおとぎ話には、謎がある――。
中高一貫の女子高に通うわたしは、数ヶ月前に事故で母を亡くした。生前、あまり本音を語らなかった母は「砂の国」や「雪の里」などを舞台にした、神秘的で不可思議なおとぎ話を書き遺していた。
しかし、これらは母の単なる趣味の創作ではなかった。
――物語を正しく読み解けば、母の過去を映し出す断片に変貌する。
高校一年生になった私は、才色兼備のクラスメイト・海瀬由埜と二人で、それらの物語を読み解くことに。母は、生前何を考えていたのだろうか。そして母が亡くなったのは、本当に事故だったのだろうか……。
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Posted by ブクログ
ミステリーはあんまり読んできませんでしたが、
軽めのミステリーな感じで読みやすかったです。
主人公の母が残したおとぎ話もとい
自分の人生譚。
これをクラスメイトの子と読み解いていくことで
母の死の真相に迫っていく様は読んでいて面白かったです。
おとぎ話に例えて書かれた物語たちも良くできてるなぁと思いました。
目線が変わるだけで解釈が全く変わってきたり。
小説ならでは仕掛けや日本語ならではの仕掛けもあったりで、よく思い付いたもんだと感心しました。
一度じゃ物足りなくて2周目を読み返しましたが
同じく楽しめました。
ただ、作中の重要な急展開シーンがあっさりしててちょっとパンチに欠けたかなと。
そこだけ違和感ありましたがここは個人の感じ方かも。
総じては楽しんで読めました。
Posted by ブクログ
事故で亡くなった母が書いたおとぎ話の謎を
解いていくシスターフッドもの
実際におとぎ話も載ってて、
短いながらもどれも良かった
5つもあるので、お得な気分になる
最も多感な時期の女子2人に
この謎は少々キツイかもしれない
と当初は思ったが、何も言うまい
所々、少し違和感もあったり、
道中の展開にも驚いたが、
最終章ですーっと染み込んだ
プロではなく、あくまで素人の母が
趣味で書いてたものっていうのがミソで
このおとぎ話が、商業出版として
世に出てたら萎えてた
そうではないのが良かった
シスターフッド+ミステリー+おとぎ話+最終話
バランスが素晴らしかった
日下明さんの装画とタイトルも良き✨
全6章あるが、
1章30分の2話構成で
「氷菓」みたいな学園ミステリーで
アニメ化したら、凄く映えそう
それくらい良く出来てた