【感想・ネタバレ】隠れかくり湯営業中のレビュー

あらすじ

きっかけは大学受験の失敗だった。
そのときはじめて、医師を目指していたはずの自分の将来に迷いを抱いた誉(ほまれ)は、以来、昼夜逆転のアルバイト生活を送っていた。ある日のバイトの帰り道、幼馴染から預かったまま死なせてしまった兎が目の前を横切った。兎を追ってたどりついたのは、深夜だというのに煌々と明かりを灯す銭湯・かくり湯。番台には堂々とした体躯の馬頭の男が座り、三助は狐面を被った水干姿の少年・宵(よい)。そして集まる客は――死者の魂。実はここかくり湯は、亡者たちが死出の旅路に向かう前の一時を湯浴みして過ごす、この世ならざる銭湯だったのだ。そうとは気づかず迷い込み、不注意で壊してしまった宵の狐面の弁済としてかくり湯で雑用係として働くことになった誉は……。
2023年に「第三回ステキブンゲイ大賞」優秀賞を受賞し、丁寧な改稿を重ねた末にいよいよ発売を迎えた、心に沁みる和風ファンタジー!!

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Posted by ブクログ

予期しない死を迎えた人も、自分探しの途中の生者も新たな道を見つける心も体も温まる真夜中に開く隠れた名銭湯、かくり湯。
将来やりたい事が分からない主人公にとって人生の先輩、しかも人生が絶たれた人から得られる経験や思いはとても強くやがて自分とちゃんと向き合っていく。
主人公を心配した親から逃げてしまったが、ある事件から家族の尊さに気付き、ちゃんと自分の答えを導き出せた瞬間はとても良い場面。

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2026年06月22日

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