あらすじ
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手を差し伸べてくれてありがとう。あなただってぼろぼろなのに。
――歌人/木下龍也
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YouTubeで「現実チャンネル」を運営する天竜川ナコンによる、待望の初書籍。
見慣れた世界を違う角度から・隅々まで見つめ直すことで人生の輝きを思い出す、日常新解釈エッセイ。
世の中へのまっすぐな愛にあふれた眼差しと、苦悩や劣等感すらもユーモアに変えてしまう語り口で、
読者自身の人生も肯定的に捉え直せる一冊。
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世界の側が自分の都合の良いように変わってくれないのが現実。
もちろん制度や社会で間違っていることに声を上げることも大事ですが、
それと同じくらい自分の捉え方を日常の中で変えていくのも大事だと思います。
…
この本ではそんな考え方をベースに、日常のなんてこともないことをいかに解釈してきたか、
やってきたかの記録になります。何かの参考になれば幸いです。
(「はじめに」より)
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感情タグBEST3
Posted by ブクログ
何か特別難しいことをしている訳でもなく、日常を生きていく中で少しだけ成長や喜びを実感できる気づきについて提唱にている。
口調もYouTubeと同じ雰囲気で、道徳の教科書に書かれているコラムのような趣。
普通の人並みのある人間が本を書くとなった時に、こういった自省と人と違った試みのある者は強い。
今現在も閲覧可能なnote「一人サンリオピューロランドで、人見知りが治った話」についてがまず語られる。それ以降も、初のYouTube投稿企画「現実 実況プレイ」第1弾として「朝電車に乗れたけど、どうしても会社に行きたくなくて、結局休んじゃった日の攻略」が語られ、天竜川ナコンの原点となる題材の心境や紹介がされる。
1人でナイトプールに行った回、職場に海パンを持ち込んで退勤後に行っていたというのだから凄い。
それまでの試行編から思考編となり、インターネットで活躍するまでの語られていなかった背景が語られるが、根底にあるのはモノづくりであり、クリエイティブであることがわかる。以前から創作物を人に見せるのが好きだったようだが、大学時代、藁にもすがる思いでHIPHOPの楽曲制作に勤しみ、それを通じて友人ができたり、軽い仕事を貰ったりしたそう。続く創作論においても、何かを作らなければ人に振り向いてもらえる自信が無い人、というのを創作に向いている人間として語られている。また幸福論についても、今を我武者羅に生きることで過去や未来に対する不安に囚われないこと、自分の幸せに疑問を持たないこと、当たり前のことに感謝すること、とざっくり3点このような旨を述べている。最後の当たり前のことに感謝するが一番ぐっと来た。
Posted by ブクログ
ナコンのファンであることは大前提で、動画の方が面白い。動画で語ることが本になっている印象。何かこの本を読んでいるとナコンの本当の思考が記載されているような、一般的な正論?真実味を帯びてきて(新聞や本はネットの情報に比べメディアとして信頼性、真実性がある)ナコンの俺にとっての良さが失われている気がする。動画だとナコンの言葉と行動が滑稽だけど熱くて面白く感じる、このインターネットの海でクルーザー船が行き交う中、嘘みたいな手漕ぎボートで面白がって漕いでいるような感覚を受ける。動画では、啓蒙はしてなくて、「俺たちは〜なんだよなあ」と目の前の俺たちに語っているけど、少し格好つけていてフィクショナルで愛らしく若干の上滑りと熱がこの動画という形式だからこそ受け手に刺さる。
本だと手の内を全て明かされて単なる啓蒙にしか受け取れず、他の自己啓発の本と一緒な印象。