あらすじ
「完全新感覚」ミステリー小説
書籍内の登場人物からメールが来る!?
小説内のサイトを実際に調べてみると……
物語が読者の日常を侵蝕するーー。
あらすじ
夜中に何げなくフリマサイトを眺めていた主人公は、とある商品に目がとまる。
それは、高畑朋子という人物の保険証が入ったままの、中古の財布だった。主人公は、娘を誘拐された高畑朋子という母親、当時ニュースでも取り上げられていたこの誘拐事件を思い出す。
なにかに吸い寄せられるように、その財布を購入し、入っていた保険証やレシートを手掛かりに当時の事件の真相を解明しようと奮闘するのだったーー。
話題作を続々と生み出す第四境界の代表作『人の財布』が待望の書籍化!
『人の財布』は、中身が入った財布を購入するところから体験が始まる全く新しいゲームとして、多数のTV番組や雑誌で話題に。今なお販売と完売を繰り返しており、最長で半年待ちになるほど、注文が殺到している作品です。
書籍版である本作では、ゲーム版はと異なる物語が展開。レシート調の帯に包まれた財布型小説となっており、フリマサイトで買った他人の財布を開き、保険証やレシートなど、その中身を確認していく、という体験を書籍という形で表現。その財布の元の持ち主に迫っていく主人公の奮闘を追体験することができます。
また本作品には、『人の財布』とは全く異なる、第四境界が手掛ける“新たな物語”も収録されています!
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Posted by ブクログ
人の〇〇シリーズがやったり見たりしていて、人の財布の小説はかなり気になっていた。
まさか2作品入ってるとは思わなかった。
人の財布は、まぁよくあるミステリーに感じてしまった。読み終わった後に続きがあります系は、第四境界な感じがしたけど、大した謎解きでもなかった。まぁこんなもんかーという感じ。
もう一つの祭歌の国ハルヴァニアは、読むか悩んだけど、少し読み出したら面白くて止まらなかった。
だんだん追い詰められる感じと主人公の語りが妙に入ってくる。読みやすくて続きが気になる。
出てくる人がみんな魅力的。
ハッピーエンドではないし後日弾が気になるけど、どこかで配信されるかな。。
面白かったです!
Posted by ブクログ
表題作より、「祭歌の国ハルヴァニア」の方が面白く読めた。
ARGというジャンルに触れたのは初めてなので、まだ楽しみ方がわかってないのかも。人の財布もハルヴァニアも、「別の誰かの代わりになる」「でも誰も別の誰かの代わりにはなれない」みたいなテーマがあるような気がした。
誰かの代わりを求めても、本当の意味での代わりになんかならないしなれないよ。
Posted by ブクログ
第四境界さんの作品。
はじめてですが非常におもしろかったです。
本作は2本構成。
表題作の他人の財布の話が1本、
異国のとあるお祭りのお話が1本入ってます。
本の装丁がお財布をイメージされていたり、中にその財布に入っていたという設定のとある名刺を模した栞が挟まっていたのも遊び心があって良かったです。絶対紙で買いたい一冊。
肝心の本編の話。
お財布の話は子どもを想う母の気持ちを思うと身がはち切れそうなほど痛い。
真実が描かれたとき非常にゾッとしました。
おそらく真実に気づいたであろう探偵はどうするんだろう。
もう1本、異国の祭りの話。
若干ホラー要素でもあるのでしょうか。
異国の不思議な力でこちらも非常にゾッとしました。
そもそもなぜ寝言に出したんだろう。
もし、寝言に気付いて寝言のことを調べなかったら?
調べても結局意味がわからずたどり着けなかったら?
タラレバを考えると結末は変わっていたと思うのでそうなっていたらと思うと怖いし、この結末も結局1人が犠牲になっているわけだからそれも非常に怖いなと思いました。
Posted by ブクログ
けんごさんのオススメで、強烈な装丁だなぁと思って読んでみた。
なるほど今の流行りはこういう感じなのかぁ。
『人の財布』も『祭歌の国ハルヴァニア』もホラー短編として面白いし、スマホ画面の画像とか、存在してそうでゾクワクする。最終的にはスマホゲームになっていくのでスマホは必須。
最近教えてもらった『都市伝説解体センター』も関わりがあるらしく、雨穴さんともあるらしく、ホラーエンタメ最前線を垣間見た感じ。
紙媒体にもQRコードやURL記載のものが増えてきて、心配になるのは、データの管理とかコストって、いつまで維持できんのかなってこと。光の速度でうつろい続けるのがデジタルだから、紙の存続性と共に在れるのかしら…
Posted by ブクログ
1作品目は展開も読めるしあんまり面白くなかったけど、2作品目が面白かった。
『ミッドサマー』を想起させるような雰囲気で、それも相まって情景が浮かぶからこそ怖かった。
綺麗な晴天にのどかな牧場風景、手編みの色鮮やかな催事の服…明るい中にある伝統の狂気が潜んでいる。
ゾッとした。
Posted by ブクログ
日常侵食ゲームで話題のクリエイター集団「第四境界」の初の小説。前半は人の財布で、後半はまた別のお話。前半は配布の中身から推理していくというお話で自分が参加するものもあり、本来のゲームはこういう感じなのかなと思った。後半のお話がこれまた面白い。ゾッとする感じの本でサイトを探したくなった。