あらすじ
今より少しだけ未来の世界。
ある晩、世話焼きハイスペック女子高生・彩葉が拾ったのは、
月からやってきたお姫様・かぐやだった。
元気いっぱいで破天荒なかぐやに誘われて、
二人は仮想空間『ツクヨミ』で配信者(ライバー)活動をすることに。
音楽で絆を深めていく彼女たちの運命が今、動き出す――。
これは、まだ誰も見たことがない「かぐや姫」の物語。
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Posted by ブクログ
本作は Netflix 独占配信アニメ「超かぐや姫!」のコミカライズ、第一巻である。
この作品、独占配信ながらも大好評を博し、一週間限定で映画館上映を決定すれば軒並みソールドアウト、そこから(2月下旬の劇場公開から)6月までロングラン上映を決定する2026年オタク界を代表する作品となった。
その人気はこのコミカライズからも確認できるところだ。
このご時世に9刷て。(※5月刊行分)
そんな作品のコミカライズ、実は少し侮っていたところがあった。
本筋はどうしたってネタバレしているし(ネタバレという事自体がナンセンスだが)、原作に忠実でも、原作から外れてもイマイチな評価になりかねない難しさがある。
また、コミックのアニメ化はモーションがプラスされる魅力があるが、その逆はどうしても引き算になる嫌いも否めない。
原作アニメのえげつない作画と比べると、やや緩いキャラデザなのも購入以前は気になったところだ。
しかし、コミックとして見た時、この作品は大変優れた作品だった。
お見逸れいたした。
コミックに相応しい的確な省略で物語の流れをよどませず、テンポよく話が進んでいるのが最大の特徴だろう。
加えて、原作(アニメ)では描かれない「いろはの心中」の独白部分の描写がとても良い。
改変部分もコミック版として筋を通してある。
別のバリエーションとして楽しく読めるようにしっかり作られたコミカライズだ。
加えて、本編では物足りなかった部分の加筆が、この「超かぐや姫!」の世界をさらに豊かにしてくれている。
特に大きいのが、本編では完全にカットされたライバーかぐやの初ライブシーン。
ここを描いてくれたのは本当に大きかった。ありがたい。
総じて、大変優れたコミカライズである。
緩いデザインも、決める所でのキメ絵の粒立ちが良くなる魅力があった。
またディテールの表情も細やかに表現されていて、コミカルな楽しさも増幅している。
個人的に、ブック系メディアミックスの中で一番好ましい一冊だった。
文句なしに星五つ、限界ぶち抜きで星六つで評価したい。
少々物足りないかな
アニメ本編を見て、ノベライズを読んでからの感想になります。
少々駆け足気味で、各シーンをじっくり掘り下げてくれてたら良いなという願いは叶いませんでしたが、アニメ本編に無かったコマがちょこっとあるのは嬉しいポイント。
次巻以降に期待を込めて。推したいのに課金先が無く困っている場合はお布施するのもありかと思います。