【感想・ネタバレ】見た目幼女な悪役令嬢は、氷の皇太子（時々可愛い）の腕の中。【電子特典付き】のレビュー

卯崎瑛珠 / 桧野ひなこ

公爵令嬢ユリアーナは、隣国の”氷の皇太子”フォルクハルトの婚約者となる。
――魔法で見た目を若返らせ、”４歳のリアーヌ王女”として。
異世界から来た侍従・エンゾによると自分は破滅必至の『悪役令嬢』らしいが、このルートは想定外！
偽の王女とバレないよう幼女のフリを続けるユリアーナだが。
「おまえは、何者だ？」
フォルクハルトにすぐ見破られてしまって!?
運命を打破する悪役令嬢と氷の皇太子の溺愛ロマンス！


【電子特典付き】
日本からやってきた異世界転移者・遠藤賢造こと侍従のエンゾ。
「推し」であるユリアーナへの思いが描かれる、特別書き下ろし短編『エンゾのプロローグ』を収録！

[ブクログ · ★★★★☆]

かなり楽しく読ませてもらいました。ユリアーナが根性が据わっていて、本当に優秀な人材で読んでいて楽しかったです。幼女になってフォルクハルトの婚約者になるという設定もすごくよかったです。見た目年の差がすごくあって、見ていて微笑ましかったです。すぐに婚約者が彼女が別人だということに気づく過程もすごくよかったです。 ユリアーナが本当に逆境のめげずに、破滅を回避していく過程がすごく前向きで共感を覚えました。 そして、徐々に婚約者が彼女の魅力に惹かれていき、距離と詰めていく過程もよかったです。