【感想・ネタバレ】ハウリング・ブレイズ 葬焔の剣士と不死の魔女のレビュー

志瑞祐 / 遠坂あさぎ

三十二年前、世界は溢れ出した黒い幻想に覆われた。
人類の生存圏を脅かす異界〈黒樂園〉より生じる妖魔を狩る者――〈魔女狩り〉月宮薫は、復讐のため訪れた〈禍龍島〉で〈白花の魔女〉フィオナと出会う。
喫茶店のマスター兼『（ほぼ）なんでも屋』を営む彼女は薫に提案する。
「私のボディガードになって欲しいんだ」
「……は？」
困惑しつつも居候することになった薫。その翌朝、〈猫遊館〉に早速、事件が持ち込まれる。
〈魔女〉と〈魔女狩り〉が最初に立ち向かうのは、Ｑ市街の超巨大積層建造物〈骸閣楼〉で発生した連続行方不明事件だった。
志瑞祐×遠坂あさぎコンビの放つバディ魔法×剣舞アクション、シリーズ開幕――！

[ブクログ · ★★★★☆]

2人の女性、魔女と、魔女狩りの2人が織りなすバディもの、突如として、世界は黒い幻想に覆われた世界に織りなす、世界観と世界設定がかなり練りこまれていて、読んでいて息つく暇のない展開、いろいろな伏線、いろいろな関係性とバトル展開がすごく最高に面白くて、ワクワクしていき、読む手が止まらなくなりました。 2人の関係性が絆が徐々に出来上がっていく過程もすごくよかったです 薫のバトル展開もかっこよくて、爽快でした。