【感想・ネタバレ】グリーンスライムに転生した俺は、呪われた異世界を緑でいっぱいにするようです。のレビュー

はねまる / ox

目が覚めると、ちっぽけなグリーンスライムに転生していた俺。
しかも、何もかも枯れ果て誰もいない――もしやここって終末（っぽい）世界？
なにそれ怖い、とぷるぷるした俺は、スキルで可愛い仲間を生み出し緑化の旅へ出ることに。
土壌改良、促成栽培、ポーション生成など生産系スキルで目指せスローライフ!!
と思いきや、黒カニ、肉塊、巨人ガエル……って強敵ばかりに襲われて!?

「た、退避ぃぃぃっ!!」
「きゅー！」
「ぎ、ぎぃー!?」

前途多難（サバイバル）な異世界旅、開幕！

[ブクログ · ★★★★☆]

―転スラみたいなストーリー展開と思って最初は読んでいたんですが，1巻の時点では「スライムとして」異世界生活を送っているのが良かった。勿論スキルとかはあるんですがタイトル通りで「世界を緑化する」スキルしか基本的に持っていないので読んでいてエコな世界観で面白い。初期のうえきの法則みたいにそういった環境保全的な意味合いで読むのも面白いかな。
　小説なのでどういった自然を創造したのかが脳内補完しにくいのが難点でした。表紙のようなイメージ画像が合間にあればもっと世界に没入できたように思います。