【感想・ネタバレ】8番出口のレビュー

あらすじ

引き返せ引き返せ引き返せ弓Iき返せ

【ご案内】
ゲーム・8番出口公式コミカライズ

異変を見逃さないこと

異変を見つけたら、すぐに引き返すこと

異変が見つからなかったら、引き返さないこと

8番出口から外に出ること

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Posted by ブクログ

Web掲載で読んで気に入ったのと、おまけ掲載されている『運命の巻戻士』コラボ4コマが読みたかったため、購入。

無限に続く地下迷宮に迷い込んだ人々。
ループする通路から異変を見つけ出し、8番出口を目指す彼らの運命やいかに……。

映画の公開に合わせて、コロコロコミックで掲載された人気コンテンツのコミック版。

ざっくり言うと、子供向け「世にも奇妙な物語」とも言うべき作品だった。

原作となるゲーム版は、主人公の視点で体験するホラーゲームだったが、本作はオムニバス群像劇へとアレンジ。

小学生でも分かりやすい人物設定を含め、いかにも王道のコロコロコミック作品という印象で、童心に返って楽しめた。

バスケ部員、女子高生3人組、チンピラ、学生と園児の兄弟と、それぞれのキャラクターたちが、その役割に応じた葛藤に直面し、脱出に挑戦するドラマがシンプルで楽しい。

コロコロの漫画を読んで育ってきた人間としては、いかにもなラストシーンも含めて、大満足だった。

ここ最近、『運命の巻戻士』や藤子・F・不二雄さんへの興味で、個人的なコロコロブームが再燃しているため、タイミング的にもバッチリな作品だった。

ちなみに、単行本カバー折り返しの作者コメントの謎解きや、おまけの4コマ漫画など、遊び心あふれる仕掛けもあり、単行本として購入して良かった。

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2025年09月04日

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