【感想・ネタバレ】君の忘れ方のレビュー

あらすじ

思い出し方がわかった時、君をちゃんと忘れることができる――

森下昴は付き合って 3 年が経つ恋人・美紀との結婚を間近に控えていたが、ある日、彼女は交通事故で亡くなってしまう。
言葉 にならない苦悩と悲しみで茫然自失の日々を過ごす中、母・洋子に促され、久々に故郷の岐阜へと帰省する。
洋子もまた、不慮の事故で夫を亡くし、未だに心に傷を抱えていた。悲しみは癒えないと思っていたが、
ある不思議な体験を通して、昂は美紀の死 と向き合っていくように――。

作道監督が、オリジナル脚本を自ら小説に書き下ろし!
映画では描かれていない、昴と美紀が付き合い始めた頃の、過去の物語を大きく加筆した。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

2025年1月17日公開の映画の小説版。
試写会を2回観て、映画の世界に浸った上で、本を読むと、主演の昴役の坂東龍汰さんの気持ちが更によくわかります。美紀役の西野七瀬さん、映画ではなかった回想シーンが沢山あり、それを踏まえて、また映画を観たくなりました。
大切な誰かが亡くなった時、それに対する向き合い方はみんな違う。
忘れたくなくても記憶が薄れていくものもあれば、そうでない記憶もある。
向き合っていく様子、まわりの人たちとの関わりから、少しずつ前に進んでいく姿を読んで、涙が出ました。
レコーダーから流れる声、ここは最も感動したシーンです。

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2024年12月19日

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