【感想・ネタバレ】還暦不行届のレビュー

あらすじ

今回は前作と違って文章です!
早くも大反響!!! お待たせしました!『監督不行届』のその後!
還暦を迎えた鬼才監督 夫・庵野秀明
日本一のオタ夫婦のおかしくも愛おしいディープな日常を今回は文章版エッセイでお届け!!!!

庵野秀明監督と結婚後、新婚生活を描いた『監督不行届』。
本書は、『監督不行届』のその後をつづった文章版エッセイです。
文章版エッセイの合間に、 庵野監督を描いたひとコマ漫画、webエヴァストアで連載していた1ページ漫画を掲載。
庵野監督へのインタビューも収録。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

『ハッピーマニア』『美人画報』の頃から安野さんのファンです。ご結婚された少しあとに書かれた『監督不行届』も当時、微笑ましく読ませていただきました。
監督も還暦かぁ・・・相変わらず大きな子どものような監督だけど。そのご家庭、夫婦のことは他人にはわかりっこなくて、今回もこのエッセイを読んで初めてあの庵野監督の意外な生態やそれを長年にわたってあれこれ工夫をして辛抱強く支えたり調教したりしている安野さんのことを知ってじんわり感動。夫婦に歴史あり、と。

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2025年06月26日

Posted by ブクログ

待望の続編!
ずーっと笑いっぱなしで、最初から最後まで楽しく読めた。庵野家の癖のある日常を垣間見ることができた。

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2025年03月16日

Posted by ブクログ

傑出したクリエイター同士の夫婦だからこそ、他者からの批判に傷つきながら、のたうちまわりながら創作するという経験を共有できる。
お互いを理解しながら、ちょっと変わった日常生活を送りながら、歳を重ねていく。
監督の面白いところ、不思議なところを「客観的かつ知的に」表現する素晴らしさ。

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2024年07月19日

Posted by ブクログ

家族(夫婦)というのは実は一番冷静に相手の事を観察している他者なんだなと思いました。相手に愛情を持つことも大切だと思うのですが、それだけでは相手が必要としている事が分からないし何かしてあげる事も出来ないという内容の文章を読んだ事を思い出しました。

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2024年05月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

今回は8割方が文章でのエッセイ本。
1コマ漫画もあってどれもこれも面白い!モヨコさんの文章がやはり秀逸ですね~。
義母とのお話がまた、めんどくさいとかちょろいとか書いちゃうから(笑)
何も出来ない庵野カントクをじわじわとモヨコさんの努力で変えていく様子が、よくぞここまで!!と素晴らしい。
猫のサリーの話も好きです。自称動物と会話が出来る方、本物では!?

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2024年04月20日

Posted by ブクログ

庵野秀明と安野モヨコ夫妻の楽しい毎日。
前作「監督不行届」の続巻。
「監督〜」はコミックだったが、本作はエッセイがメイン。

二人が仲良くお互いを労わりあいながら暮らす様子が窺われて楽しく読んだ。
一部はnoteで既に読んだことがあったが、もう一度読むのもまた一興。

安野モヨコの代表作の「ハッピーマニア」も通しで読んだことはないし、庵野秀明の「エヴァンゲリオン」も全部は見たことはないのは内緒…。

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2024年03月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ


カントクの言い間違いシリーズに
毎回笑ってしまう。
ベネ様のエピソードは夜中に読んで大爆笑してしまった。

本の中のカントクはまるで子どもみたいで、子育て日記を読んでるみたい。でもその文章からは、淡々としてるように見えて深〜い愛(なのか?)が伝わってきた。
きっと現実はたくさんぶつかることやイラッとくることがあるんだろうし楽しいだけの日常ではないかもしれないけど、それを差し引いても、この2人のような、ひとりの人間としてお互いを尊重しあえる、なんでも言える関係を築きたいなと思った。

安野さんの作品集に載ってたカントクのコメントでボロ泣きした経験があるけど、今回のインタビューでも泣きそうになる。
世界一好きなご夫婦。

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2024年02月05日

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マンガ家の安野さんと映画監督の庵野氏のご夫婦の日常での出来事や言葉の使い方等から二人の人柄が出ていて実に素晴らしい良い夫婦だと思う。漫画も嫌味の無い筆致で思わずウフフと笑ってしまう。それにしてもお二人のまわりにいて良かったネ。

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2024年01月28日

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庵野監督を知ったのはNHKの『プロフェッショナル』。
どうやら安野モヨコさんと夫婦らしい、と番組でみた。
読んでみたら、なんと偏屈かつチャーミングな人で。
モヨコさんの描き方にも愛があるんだろうなぁ。
最後のページの監督の顔が好きです。

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2024年01月24日

購入済み

カテゴリがエッセイだったが

まあ「還暦不行届もエッセイ漫画だったしな、とぽちっと
開いてびっくり文字でした文章!!
そりゃそうだ、カテゴリがエッセイ・紀行文だもの
漫画もちょっと載ってましたが
思い込みって怖い

#タメになる

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2024年01月23日

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巻末の庵野監督インタビューから監督の優しいお人柄が伝わってくる。著者の言う「監督はいつもニコニコして助けてくれる」っていうイメージはメディアを通してみる限りもってなかったけど、インタビューを読むと素直に腹落ちする。

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2024年01月21日

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安野モヨコさん目線で、庵野秀明監督との生活を描いたエッセイ。
前作の監督不行届が2005年だから、18年ぶり!だ。
本屋でたまたま見つけた時、嬉しすぎて即買いしてしまった。

前回はマンガがメインだったけど、今回は文章がメインで、
それがとても私の好み。
安野さんの文章は、端的でシンプル。
こだわりが強く奇才な庵野監督をフラットな目線で表現していて、だからこそ安野さんの器の広さというか、さすが庵野監督と家族になれる人だなと尊敬。

読みやすい文章でも、必ず監督への尊敬や愛や、感情のオチがあって、
どのエピソードを読んでも、じんわりとした感動を覚える。

巻末の監督のインタビューも同じで、淡々と答えている(と思う)けど、
安野さんへの尊敬がベースにあって、
お互いがクリエイターというところにとても重きをおいていて。
憧れるけど、私のような平均的な凡人は、きっと一生分からない世界で
だからやっぱり憧れる人たちなんだなと思った。

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2024年01月18日

Posted by ブクログ

ほっこりエッセイ

楽しめる範囲は趣味で
それを越えた辛いしんどいのフェーズに入っても
やり続けられるのがプロの仕事だなぁと改めて感じた

クリエイターの核となる部分にも触れられているので刺激的でした^^

二人の関係性が可愛くてニヤケました

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2024年01月18日

Posted by ブクログ

庵野夫妻の関係性が垣間見れるなんて、、
前回の監督不行届よりも、辛かった時代や
お互いに譲り合う部分なども多く書かれていて、
読み終わった後、とっても素敵な夫婦の話を聞いた気分になった。。。

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2025年05月15日

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アーティスト同士の結婚生活は如何なるものか?鬼才、庵野監督の日常を、妻であるモヨコさんの観察眼を通して知ることの出来るエッセイ。一コマ漫画から伝わる暖かくクスッと出来る日常も素敵。創作現場の厳しさ、クリエーターの孤独も垣間見え、エヴァが簡潔するまでの貴重な記録のような一面もあるかも。創作も結婚生活も、愛がなければ成立しないと分かる良作。

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2025年04月06日

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モヨコさんの描くエッセイ(美人画報)が好きで遅ればせながらこちらも読みました。これは絵が少ないのが残念だけど客観的だけど愛あふれている監督の様子がたまらないです。

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2024年12月15日

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前作に続き面白く読めた。
天才と呼ばれるほどひとつのことに秀でた人は他が疎かに、というか脳のキャパをそっちに使えないほどもういっぱいってことなのかも。
モヨコさんのおかげで人間らしい笑生活をできたような監督でさぞや苦労されたやろうし、モヨコさんの覚悟はすごい。でも監督も感謝してるし愛情深いし、モヨコさんは監督の方が大変だ。って思ってる。やっぱりお互いの愛情と思いやりなんやなと。素敵なご夫婦。

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2024年06月25日

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前作「監督不行届」から15年以上経ての続編「還暦不行届」。
エッセイだったのですね。どうりで漫画の棚を探してもないわけだ。思い込みって怖い。ちゃんとわからないことは調べましょう。

庵野さんの不思議な生態を奥さん目線で、面白おかしく愛情と諦観を込めて書き綴ったエッセイです。歴史上の偉人って、実は社会不適合者な面がたくさんあったんだよ、みたいな本って定期的に発売されていると思うのですが、庵野さんもきっとそういう人間なんだ、と思います。まあ、ほっといても死にはしないよね、という感じで今まで暮らしてきたんでしょうね。彼が必要としているのは、自分の才能や情熱を発揮できる場所で、それ以外はなんとかなっていればいいじゃん、の精神なんでしょう。
変な人です。

「ナディア」に「トップをねらえ」「エヴァンゲリオン」。庵野さんで好きなのはこの3作品か。メカ演出のワクワク度がすごく好きです。他にも魅力はあるのだけど、やはり男の子としては、メカというかロボットというかミリタリーというか、そういった類の演出の素晴らしさが好きです。コミカル多機能なグラタン。スーパー稲妻キックのガンバスター。ヤシマ作戦。
いい。

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2024年04月26日

Posted by ブクログ

前作「監督不行届」から15年も経っていたとは!
前作はコミックエッセイだったが、今作は改行多めのエッセイ、漫画付きという感じ。
全編を通じて感じるのは、クリエイターとしてのお互いへのリスペクト。
人間としてダメダメなところが多い監督をモヨコさんが、自身の体調が悪い時も支えているのだろう。巻末の監督へのインタビューでは、監督はびっくりするほどストレートに感謝と尊敬を語っている。いい夫婦だ〜。
安野さんのペンネームが、安野光雅さんからきていたのは、うれしい驚き。

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2024年04月12日

Posted by ブクログ

夫婦って、いいものですよ、と言える幸せを感じつつ読める幸せ。前作の「監督不行届」から20年近く経過し、監督は還暦、安野さんは50代と、歳を重ねた分、しっとりとおもしろい。

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2024年02月08日

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「監督不行届」からはや18年。当時も何度読み返したであろうか。仮面ライダーの変身ベルトをした監督、「もっと構って、ワシを見て!」という監督。根っからの漢気質であるモヨコ先生。あの頃は、監督をお風呂に入らせたり、健康的にダイエットさせたり、お洒落な服を買いに行ったり…懐かしや。
今回の「監督の手料理」章では、どうにか監督に最低限の料理(?)をさせようと奮闘するモヨコ先生。「…なんだろう。この話は何かの動物実験の記録なのかな。」には爆笑。
NHKプロフェッショナルの取材に4年半もかけてたことに心底驚いた。大変なストレスであったろう。それにしても庵野監督は、天才肌で根っからの職人なのだろう、着るものや食べるものに頓着せず(こだわりや大偏食があるにせよ)頭の中は作品のことでいっぱいなんだね。そんな監督を支えるモヨコ先生。いい夫婦だなぁ。

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2024年01月22日

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前作 監督不行届とは変わって、エッセイ集です。
前作よりもシリアスでセレブな内容が多くてハマりきれませんでした

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2025年11月20日

Posted by ブクログ

庵野監督と安野先生、どちらもすごい才能で、たぶんどちらも変人で。
でもお互いをリスペクトしているのがすごく伝わってくる。これだけ結婚生活も続いているのだから、互いに我慢していることもあるのでしょう。それが一方的なものではないと、ちゃんとわかっているお二人。奇跡のカップルなんじゃないでしょうか。
また10年後ぐらいのお二人の様子が読みたいな。

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2025年03月05日

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漫画が最初と最後に。Xで上げてた1コママンガもあり。

監督と付き合っていたときに監督のご先祖様からのメッセージ 「ものを噛まずに飲み込んでいるのでよく噛むようにして欲しい」
最初の10年はほとんど聞かず
「ご先祖様から頼まれた言わば天からの使い 天使の言うことは聞く方がいい」言い続け15年目あたりからは噛むようになった
ご先祖さまのメッセージがちゃんと噛めってのもアレだけど、伝えて天使の言うことを聞けってところも最高!

結婚式に宮崎駿がいかに庵野が風呂に入らないかという話だけを延々とスピーチ 
聞きたいような。

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2024年09月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

庵野監督が出演されたNHKプロフェッショナルを観ました。
監督のストイックさと、奥様であるモヨコさんの冗談めかしながら献身的なサポートをする姿が印象的でした。

そこで本書。
プロフェッショナルの続きが見られるのかなーと思って読んでみました。
エヴァ好きだしね(笑)

すごいなーと思った監督の特性は、どんな時でもブレずに自分のスタンスを守る。
それでその場の空気が悪くなろうとも、それを見た人がどう思おうと、やりたくないことはやらない。
それは一見当たり前に思うかもしれないけど、それはなかなか難しいことだという著者の意見に私も強く共感しました。
天才の一面を垣間見たね。。

でも、本書はそんな監督のことを面白おかしく描いているモヨコさんこそが魅力的です。
1作目を読んでいないのでなぜロンパース姿なのかも不明だけど、あそこからしてセンスがいい(笑)
優しくて明るくてサービス精神が旺盛で、等身大で愛にあふれるお人柄が本当に素敵です。
だってさ、笑いに替えているけれど本当は相当大変だと思う。義母とのエピソードなんて全然笑えなかったし。

そして、読み進めるにつれて、ある意味奇人変人(監督ごめんなさい!)な監督も、モヨコさんに寄り添う努力をし、尊敬もしていて、監督なりに愛を返しているところがとてもよかったです。
天才同士にしかわからない苦しみや喜びを分かち合いながら、尊敬しあう間柄に感動したよ。

夫婦愛にあふれていてよい本だったけど、それでもモヨコさんの負担が大きく、想像したら辛いよーとなったので、☆は少なめにしちゃいました。

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2024年07月25日

Posted by ブクログ

いつだかにNHKのドキュメンタリーで見た庵野監督と、カントクくんは同じ人なのだよなあ。自分の素を出して、それを許して面白がってさえくれる人と暮らせるって、シアワセだよね。

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2024年07月17日

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監督不行届から15年だと…?!(まずはそこに衝撃)
前作もでしたが、カントクのインタビューが良い…。もちろん安野モヨコさんのエッセイも良いのですが、カントクの安野さんへのまなざしのあたたかさを感じてなぜか泣きそうな感じにグッとくるし、改めて2人の凄さを感じさせます。
でも、やはり個人的には監督不行届から15年に衝撃が強すぎます

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2024年04月26日

Posted by ブクログ

安野モヨコという名前にはなんとなく聞き覚えがあるような気がしていたものの、エッセイストとかそういう人なんだろうというレベルの認識で読み始めた。
読んでいて序盤で
「ハッピーマニアの連載が」というのを目にし、
ハッピーマニアって電子版で昔読んでたアレか…?と思い検索。
ついでに働きマン(ドラマ化されてとても好きだった)やシュガシュガルーン(読んだことないけど独特におしゃれな絵だと認識してた)も描かれていた方だと分かり、
夫婦揃ってスゴい人たちだったということをしった。
絵柄が全然違うので気づかなかった笑

庵野さんの可愛い?一面が見られるエッセイです。

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2024年04月13日

Posted by ブクログ

声を出して大笑いしたところが、
三箇所くらいあって。

まあ、監督の言い間違えや、思い込み間違えなんだけど。

間違えを指摘した後、
「天才だから仕方ないね」
というのは、上手だなって思った。

一つの才能が突出している人というのは
他の人が当たり前にできることが驚くほどできなかったり
抜け落ちていたりするものだ。


こういう人がわたしの周りにいるので、明日から使わせていただきます❤️

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2024年02月20日

Posted by ブクログ

・失礼ながらこの二人が長く続かない、という話があった事には驚いた。僕はよっぽどの事が無いと別れないだろうな、と当初その結婚の話を聞いた時から思っていた。
・内容もそれを裏付けるような物だと感じた。共依存、というよりそれぞれの形が役割をはたしバチっとハマっている、まるで一個の生命体の様だ、と思った。
・少しでも長く一緒にいたいから健康でいたい、そんなせつない事を庵野さんも言う様になったのだなぁ、と思ったが、いや元からそういう人だった、とな思い直した。

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2024年02月05日

Posted by ブクログ

前作 監督不行届の続編ということで漫画を期待していたら文章のエッセイが大半。
いきなりガッカリしたので星マイナス
安野モヨコ氏はしばらく漫画が描けなかった時期があったようで仕方ないのかな。
文章は読みやすく語られるエピソードも楽しいのだがこれを漫画で読めたらなぁ と思ってしまう。

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2024年01月26日

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