【感想・ネタバレ】還暦不行届のレビュー

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感情タグBEST3

ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年04月20日

今回は8割方が文章でのエッセイ本。
1コマ漫画もあってどれもこれも面白い!モヨコさんの文章がやはり秀逸ですね~。
義母とのお話がまた、めんどくさいとかちょろいとか書いちゃうから(笑)
何も出来ない庵野カントクをじわじわとモヨコさんの努力で変えていく様子が、よくぞここまで!!と素晴らしい。
猫のサリー...続きを読むの話も好きです。自称動物と会話が出来る方、本物では!?

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Posted by ブクログ 2024年03月09日

庵野秀明と安野モヨコ夫妻の楽しい毎日。
前作「監督不行届」の続巻。
「監督〜」はコミックだったが、本作はエッセイがメイン。

二人が仲良くお互いを労わりあいながら暮らす様子が窺われて楽しく読んだ。
一部はnoteで既に読んだことがあったが、もう一度読むのもまた一興。

安野モヨコの代表作の「ハッピー...続きを読むマニア」も通しで読んだことはないし、庵野秀明の「エヴァンゲリオン」も全部は見たことはないのは内緒…。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2024年02月05日


カントクの言い間違いシリーズに
毎回笑ってしまう。
ベネ様のエピソードは夜中に読んで大爆笑してしまった。

本の中のカントクはまるで子どもみたいで、子育て日記を読んでるみたい。でもその文章からは、淡々としてるように見えて深〜い愛(なのか?)が伝わってきた。
きっと現実はたくさんぶつかることやイラッ...続きを読むとくることがあるんだろうし楽しいだけの日常ではないかもしれないけど、それを差し引いても、この2人のような、ひとりの人間としてお互いを尊重しあえる、なんでも言える関係を築きたいなと思った。

安野さんの作品集に載ってたカントクのコメントでボロ泣きした経験があるけど、今回のインタビューでも泣きそうになる。
世界一好きなご夫婦。

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Posted by ブクログ 2024年01月28日

マンガ家の安野さんと映画監督の庵野氏のご夫婦の日常での出来事や言葉の使い方等から二人の人柄が出ていて実に素晴らしい良い夫婦だと思う。漫画も嫌味の無い筆致で思わずウフフと笑ってしまう。それにしてもお二人のまわりにいて良かったネ。

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Posted by ブクログ 2024年01月24日

庵野監督を知ったのはNHKの『プロフェッショナル』。
どうやら安野モヨコさんと夫婦らしい、と番組でみた。
読んでみたら、なんと偏屈かつチャーミングな人で。
モヨコさんの描き方にも愛があるんだろうなぁ。
最後のページの監督の顔が好きです。

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購入済み

カテゴリがエッセイだったが

2024年01月23日

まあ「還暦不行届もエッセイ漫画だったしな、とぽちっと
開いてびっくり文字でした文章!!
そりゃそうだ、カテゴリがエッセイ・紀行文だもの
漫画もちょっと載ってましたが
思い込みって怖い

#タメになる

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Posted by ブクログ 2024年01月21日

巻末の庵野監督インタビューから監督の優しいお人柄が伝わってくる。著者の言う「監督はいつもニコニコして助けてくれる」っていうイメージはメディアを通してみる限りもってなかったけど、インタビューを読むと素直に腹落ちする。

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Posted by ブクログ 2024年01月18日

安野モヨコさん目線で、庵野秀明監督との生活を描いたエッセイ。
前作の監督不行届が2005年だから、18年ぶり!だ。
本屋でたまたま見つけた時、嬉しすぎて即買いしてしまった。

前回はマンガがメインだったけど、今回は文章がメインで、
それがとても私の好み。
安野さんの文章は、端的でシンプル。
こだわり...続きを読むが強く奇才な庵野監督をフラットな目線で表現していて、だからこそ安野さんの器の広さというか、さすが庵野監督と家族になれる人だなと尊敬。

読みやすい文章でも、必ず監督への尊敬や愛や、感情のオチがあって、
どのエピソードを読んでも、じんわりとした感動を覚える。

巻末の監督のインタビューも同じで、淡々と答えている(と思う)けど、
安野さんへの尊敬がベースにあって、
お互いがクリエイターというところにとても重きをおいていて。
憧れるけど、私のような平均的な凡人は、きっと一生分からない世界で
だからやっぱり憧れる人たちなんだなと思った。

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Posted by ブクログ 2024年01月18日

ほっこりエッセイ

楽しめる範囲は趣味で
それを越えた辛いしんどいのフェーズに入っても
やり続けられるのがプロの仕事だなぁと改めて感じた

クリエイターの核となる部分にも触れられているので刺激的でした^^

二人の関係性が可愛くてニヤケました

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Posted by ブクログ 2024年01月02日

前作が好きだったので。
漫画だと思ったらほぼエッセイだった(漫画もちょっとある)けど、やっぱり面白い。監督はヘルシーとは言えない食生活だが、長生きして2人で元気に生きていてほしいと思う。

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ネタバレ

Posted by ブクログ 2023年12月04日

互いを尊重しながら、支え合って生きていく。
自分が憧れている夫婦。

印象的だったのは「夫は1番身近な他人」という一文。

この夫婦への憧れは「自分も同じがいい」という理想ではなく、自分も自分のカタチのまま、歪な部分がぴったりとハマるような誰かと人生を歩んで行きたいと思えるそんな憧れ。

絵でも、文...続きを読むでも、真面目で面白くて温かい安野モヨコ先生が生み出す世界が大好きです!

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Posted by ブクログ 2023年11月23日

本も本当に高くなってしまったと思う。。
コミックエッセイとは聞いてなかったのに、購入時に漫画本の新刊のところにしか並んでいなくて、聞いた情報がおかしかったのかなと思っていたら、イラストもありつつも、文字中心のエッセイだった。しかも、ページに文字が溢れすぎてなくて余白も多めで、「監督不行届」は大好きだ...続きを読むけど失敗したかな?と思った。
けど、最後まで読んで、文字中心のイラスト豊富のパターンで正解だったと思う。
生み出すことを生業とした人々の生がページをめくることが続くことによって濃度が増していく。だから、主戦場の絵ではなく文字で表現されることで多少中和され主張したいことも伝わりやすくなっていると思う。
エッセイの内容には不満はないが、前作と並べたら「高いなぁ」と思わずにはいられない。出版社の強気の価格設定のみ疑問。

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Posted by ブクログ 2024年04月26日

前作「監督不行届」から15年以上経ての続編「還暦不行届」。
エッセイだったのですね。どうりで漫画の棚を探してもないわけだ。思い込みって怖い。ちゃんとわからないことは調べましょう。

庵野さんの不思議な生態を奥さん目線で、面白おかしく愛情と諦観を込めて書き綴ったエッセイです。歴史上の偉人って、実は社会...続きを読む不適合者な面がたくさんあったんだよ、みたいな本って定期的に発売されていると思うのですが、庵野さんもきっとそういう人間なんだ、と思います。まあ、ほっといても死にはしないよね、という感じで今まで暮らしてきたんでしょうね。彼が必要としているのは、自分の才能や情熱を発揮できる場所で、それ以外はなんとかなっていればいいじゃん、の精神なんでしょう。
変な人です。

「ナディア」に「トップをねらえ」「エヴァンゲリオン」。庵野さんで好きなのはこの3作品か。メカ演出のワクワク度がすごく好きです。他にも魅力はあるのだけど、やはり男の子としては、メカというかロボットというかミリタリーというか、そういった類の演出の素晴らしさが好きです。コミカル多機能なグラタン。スーパー稲妻キックのガンバスター。ヤシマ作戦。
いい。

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Posted by ブクログ 2024年04月12日

前作「監督不行届」から15年も経っていたとは!
前作はコミックエッセイだったが、今作は改行多めのエッセイ、漫画付きという感じ。
全編を通じて感じるのは、クリエイターとしてのお互いへのリスペクト。
人間としてダメダメなところが多い監督をモヨコさんが、自身の体調が悪い時も支えているのだろう。巻末の監督へ...続きを読むのインタビューでは、監督はびっくりするほどストレートに感謝と尊敬を語っている。いい夫婦だ〜。
安野さんのペンネームが、安野光雅さんからきていたのは、うれしい驚き。

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Posted by ブクログ 2024年02月08日

夫婦って、いいものですよ、と言える幸せを感じつつ読める幸せ。前作の「監督不行届」から20年近く経過し、監督は還暦、安野さんは50代と、歳を重ねた分、しっとりとおもしろい。

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Posted by ブクログ 2024年01月22日

「監督不行届」からはや18年。当時も何度読み返したであろうか。仮面ライダーの変身ベルトをした監督、「もっと構って、ワシを見て!」という監督。根っからの漢気質であるモヨコ先生。あの頃は、監督をお風呂に入らせたり、健康的にダイエットさせたり、お洒落な服を買いに行ったり…懐かしや。
今回の「監督の手料理」...続きを読む章では、どうにか監督に最低限の料理(?)をさせようと奮闘するモヨコ先生。「…なんだろう。この話は何かの動物実験の記録なのかな。」には爆笑。
NHKプロフェッショナルの取材に4年半もかけてたことに心底驚いた。大変なストレスであったろう。それにしても庵野監督は、天才肌で根っからの職人なのだろう、着るものや食べるものに頓着せず(こだわりや大偏食があるにせよ)頭の中は作品のことでいっぱいなんだね。そんな監督を支えるモヨコ先生。いい夫婦だなぁ。

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Posted by ブクログ 2024年01月08日

お互いの才能へのリスペクトによって、並々ならぬ責任感によって、そして何よ了解愛によって強く結ばれた夫婦の絆を、笑いと笑いと笑いで語る、モヨコ先生の天才エッセイ!!

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Posted by ブクログ 2023年12月26日

「監督不行届」みたくコミックエッセイかと思って購入し、開いたら文字だったので愕然とした。が、漫画ばりにするする読めてしまった。
庵野監督が脳のリソースをほとんど仕事に割いていて、日常生活がままならないとか、言い間違いが多いエピソードに爆笑した。
こんなに日常の笑えるネタを、モヨコさんはよく見てるなー...続きを読む!よく覚えてるなー!と驚く。

またトップクリエイターであるお二人の考え方や仕事のしかたなども書いてあり大変興味深かった。
お互いを尊重し、尊敬し、支え合って暮らしているお二人はとても素敵!今回もとても親近感が湧いた。

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Posted by ブクログ 2023年12月21日

監督不行届からの還暦となった庵野監督。相変わらずお茶目で一筋縄ではいかない。突き抜けたクリエイターの姿を垣間見せてもらいました。

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Posted by ブクログ 2023年12月08日

安定の面白さ
安野モヨコの文章はキレが良くて小気味いい
くいいじも久しぶりに読みたくなった
プロフェッショナルの庵野秀明はやっぱり全然心を開いてない状態なんだなと少し安心
大きなカブを紙で手許に置いておけるのが嬉しい

メインが文章ってことで、漫画と思って買った人とミスマッチが多発したらしいけど、書...続きを読む店でもコミックエッセイ棚に平積みされてたしなぁ…思ったより漫画の分量多いなって感じたけど、イラスト付きエッセイ集くらいの位置付けだよねきっと
漫画だった監督不行届よりも誇張が少なく、より実態のおかしみが深く感じられるようでとても良かったけれども
文章だからと敬遠されては勿体無い本

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Posted by ブクログ 2023年11月27日

書店で漫画本コーナーに置いてあったんで勘違いしたが、前作「監督不行届」と違って(一応、漫画も掲載されてるが)活字のエッセイなのね。
内容はまぁ前作同様、夫である庵野秀明の面白生態観察エッセイ。
しかし、庵野秀明ももう還暦過ぎてんだなぁ・・・ DAICON FILMの上映会に「帰ってきたウルトラマン」...続きを読むを観に行ったのはもう何十年も前の話なんだなぁ。

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Posted by ブクログ 2023年11月24日

庵野秀明のファンとして前作がとても好きだったので続編が出て嬉しかった。読めば読むほど庵野さんの変人ぷりに感嘆する。大抵の人が気にすることに執着しない性格や、好きなものには驚くほど集中力を発揮する力は羨ましくも思う。安野モヨコさんのお世話係として奮闘もすごい。サラッと書いているが恐ろしく気力と体力を使...続きを読むうことをこなされている。庵野さんのおしゃれなクローゼットと美味しいお味噌汁を作ってもらう過程には見習わないとと思う要素が詰まっていた。やはり 人は褒めてなんぼだと…。

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Posted by ブクログ 2024年04月26日

監督不行届から15年だと…?!(まずはそこに衝撃)
前作もでしたが、カントクのインタビューが良い…。もちろん安野モヨコさんのエッセイも良いのですが、カントクの安野さんへのまなざしのあたたかさを感じてなぜか泣きそうな感じにグッとくるし、改めて2人の凄さを感じさせます。
でも、やはり個人的には監督不行届...続きを読むから15年に衝撃が強すぎます

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Posted by ブクログ 2024年04月13日

安野モヨコという名前にはなんとなく聞き覚えがあるような気がしていたものの、エッセイストとかそういう人なんだろうというレベルの認識で読み始めた。
読んでいて序盤で
「ハッピーマニアの連載が」というのを目にし、
ハッピーマニアって電子版で昔読んでたアレか…?と思い検索。
ついでに働きマン(ドラマ化されて...続きを読むとても好きだった)やシュガシュガルーン(読んだことないけど独特におしゃれな絵だと認識してた)も描かれていた方だと分かり、
夫婦揃ってスゴい人たちだったということをしった。
絵柄が全然違うので気づかなかった笑

庵野さんの可愛い?一面が見られるエッセイです。

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Posted by ブクログ 2024年02月20日

声を出して大笑いしたところが、
三箇所くらいあって。

まあ、監督の言い間違えや、思い込み間違えなんだけど。

間違えを指摘した後、
「天才だから仕方ないね」
というのは、上手だなって思った。

一つの才能が突出している人というのは
他の人が当たり前にできることが驚くほどできなかったり
抜け落ちてい...続きを読むたりするものだ。


こういう人がわたしの周りにいるので、明日から使わせていただきます❤️

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Posted by ブクログ 2024年02月05日

・失礼ながらこの二人が長く続かない、という話があった事には驚いた。僕はよっぽどの事が無いと別れないだろうな、と当初その結婚の話を聞いた時から思っていた。
・内容もそれを裏付けるような物だと感じた。共依存、というよりそれぞれの形が役割をはたしバチっとハマっている、まるで一個の生命体の様だ、と思った。
...続きを読む・少しでも長く一緒にいたいから健康でいたい、そんなせつない事を庵野さんも言う様になったのだなぁ、と思ったが、いや元からそういう人だった、とな思い直した。

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Posted by ブクログ 2024年01月26日

前作 監督不行届の続編ということで漫画を期待していたら文章のエッセイが大半。
いきなりガッカリしたので星マイナス
安野モヨコ氏はしばらく漫画が描けなかった時期があったようで仕方ないのかな。
文章は読みやすく語られるエピソードも楽しいのだがこれを漫画で読めたらなぁ と思ってしまう。

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Posted by ブクログ 2024年01月11日

面白かった。安野本では『美人画報』シリーズと『監督不行届』がとても好きで、漫画もいいが、エッセイのほうがより面白い(主観)。本作、基本文章(散文的ではある)なので、非常に読みやすい!そして、ちらほらと入る漫画がたまらないアクセントとなっている。NHKのプロフェッショナルはリアタイで見たが、家族視点で...続きを読むの話がとても興味深かった。身につまされる(言い方悪っ)というか、共感すること多くて、色々といたたまれないところもあり、抱腹絶倒するところもあり。
もっと読みたい、、

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