【感想・ネタバレ】殺戮の使徒様と結婚しました～偽装夫婦の苦くて甘い新婚生活～ 3巻のレビュー

守雨 / 桜屋善吉

身の程知らずにも、あの人を愛してしまったのね…。
アビーの悲しい過去を受け入れたギルバートは、この国の少女誘拐事件の元凶の追及に動き始める。一方、アビーは過去を克服するべく行動的になり、化粧品を開発する職業婦人や、護身術の師匠など、得がたいいくつもの出会いを経験していく…！互いがいるから、強くなれる。信頼と愛情を積み重ねていく二人だったが、「この結婚は２年の期限付き」という契約が二人の気持ちをすれ違わせて――…。
(C)2024 Syuu┴(C)2024 Zenkichi Sakuraya

[eao · ★★★★★]

拐われ消えない奴隷の刻印をつけられてしまったことを親にも言わずに抱えてきたヒロイン、家族から心の虐待を受けて育ってきたのに本当は優しいヒーロー｡
契約結婚という形から始まった2人｡
ヒロインはこの契約に恩義と奴隷印を隠していることへの罪悪感を感じていた。
離縁覚悟で奴隷の刻印を見せる事態となったが、
離縁どころかそれをつけた悪党へ憤るヒーロー。
愛に飢えているヒーローはもうヒロインを手放せなくなってきている。
ヒーローを癒してあげていってほしいです。
惹かれあう2人にきゅんきゅんします。

＃胸キュン ＃癒やされる ＃泣ける