感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
「おれは沙耶だ。ただそれだけだ」
男であること、女であること。
それに囚われず自分自身であることを忘れずに生きる。
とても難しくて、でも当たり前であるはずの生き方。
そんなふうに生きられたら、素敵ですよね!
Posted by ブクログ
女性は穢れているから(もしくは鍛冶の神は女性なので嫉妬されるので)鍛冶の仕事はできない。
民俗学のお約束な禁忌ですね。そこを逆手にして、作品を作りあげているのは良かったと思うのですが。
中途半端なとりかえばや状態にもう少し突っ込みを入れてもよかったのかなと個人的には思いました。
ですが、楽しんで読ませていただきました。
Posted by ブクログ
設定は面白いけど、物語は可もなく不可もなくといった感じ。
全体的にキャラクターも台詞もテンプレっぽくて、面白みに欠ける気がして残念だった。
あと、これは個人的に、沙耶が剣を持って戦うのはなんか違う気がした。そこは鍛冶屋に徹して欲しかった。
Posted by ブクログ
二本の剣による頂上決戦までが意外に早かったら、その後が長かった印象。
何故女である沙耶が作った剣が魔剣となったのか。
作り手と持ち主に親和性の高い共通点と、それでいて決定的に違う点が浮き彫りになったのが面白かった。
古代の日本は女性の方が神がかっていたのだろうなと妙な説得力があった。
説得力と言えば、女が鍛治をしてはいけない、神が許さないという掟に対してのある意味力技で答えを出したシーンもなかなか。
あの存在を前にしたら、確かに人が作った掟など塵芥ものだろう。
そのシーンもインパクトがあった。
印象的なシーンは多い一方で、文章は淡白な感じ。
すぱすぱ読めた。