感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
親の考え、環境で悲しい思いや普通を知らなくなってしまう。自分のことを自分で決められることが幸せで、知るために人とのつながりが関わってくる。
Posted by ブクログ
異なる意味で劣悪な家庭環境で育つ受験生ふたりの歪な交流を描いた小説。
優しかったお姉ちゃんが実は一番苦しめていたという黒幕は読めてしまうけれど、歪な家庭環境で生きる「彼女」のために親を欺いて10万円と受験の機会を用意するために奔走する姿には胸が打たれました。
Posted by ブクログ
東大に合格することだけを強いられる 染野君とだらしない母親に依存される星さん。どちらも毒親に虐待されている事に気づき復讐計画を立てる。「子供になら何してもいい」という親に育てられ、そこに居るしかない子供の辛さがヒシヒシと伝わる。復讐が上手くいって良かった。そういう復讐で良かった。
Posted by ブクログ
ペンは剣よりも強し。
凄惨なシーンが多く、物語の途中に時々訪れる高志と星さんの平穏なシーンを読みながらも、この穏やかな時間を壊されてしまうのではないか…と終始ドキドキしながら読みました。
復讐計画、そういうことだったのか!と一気に爽快感。
彼らと同じような境遇に置かれていて外に助けを求められずに苦しい思いをしている人に、届いて欲しい(特に星さんサイド)。
公的な支援、18歳(=成人)から可能なこと、進学を諦めなくても良い方法、親を頼らずとも自分の力で自分の人生を作っていく方法があると、必要な人に届いて欲しい物語だと思いました。
ちなみに登場人物の設定は「向こう岸」(安田夏菜 著)と似ていて、こちらもすごく良い本。