【感想・ネタバレ】描くなるうえは 3巻のレビュー

蒲夕二 / 高畑弓

２次元こそ至高！の上原くんと学校イチ可愛い３次元ギャルの宮本さん。正反対のふたりをつなぐ内緒の関係、それは漫画のための疑似恋愛！迫る新人賞〆切に向け、自分の原稿&アシスタント作業、毎日があっという間に過ぎてゆく。寝不足でも、疲労困憊でも、ふたりで描くから最高に楽しい夢への道のり!!さらに文化祭も開幕し、現実世界で溢れ出る本音――紙の上で、現実で、「好き」が勝手に動き始める!!漫画家×青春ラブコメ、王道をおさえて超える第３巻!!

[ブクログ · ★★★★★]

上原くんをリードしているようつもりなのに何度も先を越されて照れちゃう宮本さんが可愛い。当の上原くんは無自覚っぽいけど……。意外にも汐入さんのヒロイン適正が高くて、「上原×汐入」のカップリングも余裕で推せる。宮本さんが一緒に夢を追いかける同志だとしたら、汐入さんは辿り着きたい場所にいる尊敬する先輩って感じなのかな。上原くんがどちらを選ぶのか、はたまた新しいヒロインが登場するのか、今後の展開が楽しみ。