【感想・ネタバレ】トビウオが飛ぶとき 「舞いあがれ!」アンソロジーのレビュー

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Posted by ブクログ

 NHK連続テレビ小説『舞いあがれ!』の登場人物たちの詩歌を収録した歌集です。
 と言っても、詩を詠んでいるのは、もちろん脚本家である桑原亮子さん。
 俵万智さんから現代の紫式部だと称賛された桑原さんの読む詩には、登場人物たちそろぞれの視点があって、とても奥深いと感じました。
 これは、読むときの自分の状態によって、心に響く詩が変わっていくであろう作品集。
 ふとしたときに手に取って、たまたま開いた頁の詩を読むという風に、ずっと楽しめる詩歌集だと思います。
 ちなみに。今の私が一番好きなのは37Pのバスの行き先表示の詩かな?
 自分がどこに行きたいのか、どこに向かっているのか。ゴールはどこか。
 いろいろなことを考えさせられる素敵な詩です。

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2023年07月27日

Posted by ブクログ

ドラマの登場人物が更に浮かび上がってくるような歌の数々素晴らしかったです。1人の作者が複数の架空の人物に憑依して、詠んでいる、感動しました。
また、ドラマで大きな役割を果たした歌も読める、とても有り難い本です。
役を演じた役者さんが詠むオーディオブックも出して欲しいな。

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2023年07月19日

Posted by ブクログ

朝ドラ舞い上がれがとても面白くて夢中で見ました タカシくん役の赤楚衛二君の澄んだ演技もとても良くそして何より脚本の桑原亮子さんが書いた短歌が、ピッタリとドラマに寄り添っていて本当に素晴らしい思い出です バックナンバーさんたちが歌うアイラブユー共々非常に良い思い出です 記念に購入しました

俵万智さんがあとがき書いてくれていてうれしカッター

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2023年07月09日

Posted by ブクログ

リューの歌がいいっ……!若い頃のリューが見える。やはり本が好きで感性豊かなロマンチストだった。大事に少しずつ読もう。

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2023年05月29日

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桑原亮子さんの詩歌集ですね。
この歌集は、NHKの朝ドラ『舞いあがれ!』の登場人物が詠んだ短歌、詩を集めたアンソロジーです。
桑原亮子さん(1980ー)京都生まれ。脚本家、歌人。
『舞いあがれ!』の登場人物の一人一人の個性に合わせて、詠むのはなかなか至難の技だと思います。
解説の俵万智さんは『桑原さんは紫式部だということだ。「源氏物語」には八百首近い和歌が登場する。ダサい姫君にはダサい歌を、イケてる貴公子にはイケてる歌を、桑原さんもまた、貴司の初心のころからの上達具合を調整しておられるように見えるし、子どもたちの短歌も、それぞれの性格の違いがよく出ていて楽しい。』と絶賛されています。解説も、一ファンを通り越して、熱狂的な短歌解説になっていて、引き込まれます。
桑原さんもあとがきで、俵万智さんとの出会いと交流を喜んでおられて「この詩歌集が、詩や短歌を身近なものとして楽しんでいただくきっかけになることを願っています。」と結ばれています。
短歌を少しずつ親しみだした私にも、この詩歌集は嬉しい楽しい本でした。

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2024年04月03日

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朝ドラ「舞いあがれ!」短歌詩集。
毎朝ドラマに夢中になっていた人にとっては、とてもうれしいアンソロジー。
貴司くん、秋月女史、八木のおっちゃん…そしてリューってこんな歌を詠むんですね!

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2023年09月29日

Posted by ブクログ

連続テレビ小説「舞いあがれ」。
残念ながら途中で見るのをやめたドラマだったが、貴司くんの役柄や短歌、そして演じた赤楚衛二さんには惹かれるものがあったので手に取ってみた。

ドラマでキーとなった作品はもちろん、それ以外にも、貴司くんらしい優しい作品があり、一読できてよかった。
俵万智さんの解説や、脚本の桑原亮子さんによる裏話もあって読み応えがあった。
貴司くんの成長過程がしっかりと作品に反映させられているとのこと、作り手ってすごい。

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2023年08月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

読んだ動機
タイトルになっている短歌が素敵と思い手に取った

◾️以下、よかった短歌

トビウオが 飛ぶとき他の 魚は知る 水の外にも 世界があると

食べられない ものを運んで 帰っては 叱られる蟻 きっといるだろう

心から 欲しいと願う ものがない 黙って流れ 星を見送る

ピッチャーに 謝ったけど あのフライ 取れなかったのは 風のせいだよ

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2023年10月27日

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