あらすじ
人間は動物・植物の「命」をもらうことで生きていること(食物連鎖)、代々引き継がれたこと(世代交代)を分かりやすく紹介し、命の大切さを伝えます。『なぜ?どうして?』シリーズ150万部突破の大野正人が子どもたちに贈る一冊。
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Posted by ブクログ
平成28年度の課題図書。
「自分が尊ばれていなければ、人を尊ぶことはできない」の言葉が染みてくる。
食べ物の命をもらって体を作って生きているし、つながりの中で心を作って生きている。だからこそ、「いただきます」と「ありがとう」を大切に。「いつだって、自分を作ってくれるのは、毎日の食事と、周りにいる人たちです。」に集約されている。
『おわりに』で「命の大切さは分かっても、言葉にすることはできない」という言葉がある。その通りだと思うのだけれど、この本を、言葉にして考える機会にしてみるとよいと思う。