【感想・ネタバレ】アルパカと魔法使い 理系上司の裏の顔は小説家でしたのレビュー

教山ハル / 姐川

ファッションデザイナーを目指す千夏は、夢半ばで鉄鋼会社の派遣社員になる道を選んだ。慣れない職場と、仕事はできるが変わり者の上司・阿良川に戸惑う毎日だ。
ある日千夏は、ネットの画像から阿良川が売れない小説家・黒森港だと知ってしまう。個人情報だだ漏れの黒森のＳＮＳに呆れつつ、好きなことにまっすぐな阿良川を陰ながら応援するようになる。
ところが阿良川に副業バレ＆絶筆の危機が迫る。阿良川の夢を守るため、千夏が取った最終手段は……コスプレ衣装の制作!? それは千夏の転機にもつながり――。

[ブクログ · ★★★★★]

かわいい話だった。読んでるときも読んだ後も心がルンルンする物語。気軽にサラサラ読めて楽しめるのも魅力の1つ。この人の他の本も読んでみたいと思った。

[ブクログ · ★★★★☆]

いや、阿良川さん、女子社員に嫌われすぎじゃない…？
千夏、渾身のドレス、見てみたいなぁ。クオリティの高いコスプレは見るの楽しい。
自分の作品の、イラストにもなっていないドレスを再現してくれるって、ほんと鼻血出るな。