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Posted by ブクログ
誰もみたことのない衝撃の逆転裁判がはじまる――。フリーライターの湯川和花は殺人事件の裁判を傍聴するのだが、結審直前に衝撃的な被告人質問を目の当たりにする。
左陪席の不知火春希裁判官が予想外の質問を被告に投げかけ、悲しすぎる事件の真相を自白のもとに晒して法廷の景色を一変させてしまう。
どんな落ちが?となかなかワクワクしながら読めた。
Posted by ブクログ
目次
・二人分の殺意
・生きている理由
・燃えさしの花弁
・沈黙と欺瞞
・書けなかった名前
初めて読む作家の本だったので、新人かと思ったらデビューして10年以上たっている中堅作家さんでした。
なんで新人と思ったかというと、あまり文章が上手くないから。
ガチャガチャとわかりにくい文脈は、もう少し整理して書いてほしいと思いました。
不知火判事の目の付け所は面白く、質問が比類なさ過ぎて、どんでん返しすらない無双状態というのを、法廷で被告人とまたは検察や弁護人とと丁々発止のやり取りを経てからの解決だったら、もっとわくわくできたかなと思います。
ただ、これも文章力の問題だと思いますが、遺書の文言の不自然さを、捜査陣が誰も気づかなかったのだとするとうかつすぎるし、文章を読んだだけでも登場人物二人の見た目の特徴が同じであることにだれも気付いていないのも違和感。
二人の顔の特徴を読めば、どういう関係なのか気づきそうなものじゃないの?
だから読者に対してフェアであると言えば、そうなのだと思いますが、もう少し読みやすい文章になるよう、情報を整理して書いてほしいと思います。
今後に期待。