【感想・ネタバレ】土かぶりのエレナ姫［1話売り］ 第2話のレビュー

晴海ひつじ

【第2話】貴族令嬢・エレナは前世の記憶を思い出し、かつての自分の悲願である畑仕事に思いを馳せるも、父親や婚約者から反対される日々。ある日、農園を一目見ようと家を飛び出した先で、自分の運命を変えるルイス王子と出会い、エレナの新たな人生が始まる…！(この話は、【電子版】LaLaDX 1月号（2022年）に収録されています。)

[匿名 · ★★★☆☆]

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前世で病弱で田舎での療養中に農家さんに出会ったことで農業のすばらしさに出会ったこと、初めて育てた苺を両親がおいしそうに食べてくれたこと農家になりたかったことが命尽きたことを思い出したエレナ・カウロフ。
旅商人だった父が成り上がるために領主から身分を買ったこともあり娘であるエレナのことを貴族の縁者を増やすための道具としてしか見ておらず隣国商人の利権を得たいエバンデス家のアルベルトとの婚約は気が重いものだった。
そんな中で会ったルイスという紳士に助けてもらったエレナは彼が貴族どころか王子であることを知り驚愕。
父によって貴族は土いじりをしてはいけないと言われて育ったのにルイスは畑を所有しているのだからだ。
前世で農業に関する書物を読んだエレナは農業に関するノウハウを知っていることもありルイスはドラゴンにとって農地がだめな状態になってしまったのを彼女の知識を試すことで改善したいと思うようになる。
ルイスの説得によってエレナは自分の力を試すことを父から許されたので彼とともに農地改革をすることになったのだが…。