あらすじ
本書では、いまでは当たり前になった「オープンソース」について、さまざまな視点で丁寧に解説しています。
オープンソースとは何か、歴史、ライセンス、オープンソースを利用したビジネス、オープンソースの事例など、概要がわかる1冊になっています。
■「はじめに」より抜粋
私がオープンソースソフトウェアに触れるようになったのは、大学3年生のころなので、1992年あたりでしょうか。
(省略)
今ではオープンソースであることが当たり前になりましたが、オープンソースとは何かについてまとめられた教科書的なものがない、ということで本書を執筆する機会を得ました。
本書の中でも、特にオープンソースの歴史については、私自身がほぼリアルタイムで経験してきたことと、あらためて調べながら書いたことが入り交じっていますが、私にとっても良いふり返り、良い勉強となりました。オープンソースは単に実務に役立つということだけでなく、背景に自由なソフトウェアを求めるという哲学があり、また、皆で協力し合うコミュニティの楽しさがあることを少しでも伝えられればと思っています。
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
「オープンソースという言葉を知っているだけ」レベルの初心者向けな内容。
実際にOSSコントリビュートする際の流れや心がけなどはあまり詳細には語られていないので、その部分では自分の機体とは異なっていた。
Posted by ブクログ
期待していたよりは薄く広くな内容。もう少し深いところを掘り下げたり、有用なオープンソースの網羅性があると良かった。
一方で Linux ディストリビューションやデータベース系 OSS の歴史的経緯の説明はとても分かりやすかった。
非技術書が概要を理解するうえでは有用。