あらすじ
桜町中央署管轄内で空き巣事件が発生。エース刑事の蓮見は、空き巣被害者の不審な動きから密造酒への関与を疑う。被害者が入っている会員制「日本酒サークル」の主催者が有名な女性インフルエンサーだったのだが、彼女に目をつけると、相棒の元マル暴刑事・架川とともに違法薬物捜査の手法を使って犯罪を暴こうと目論む。蓮見の父親が被った冤罪事件でも新たな証拠が見つかる中、敵側の罠により架川に逮捕状が――。異色刑事バディは真相を掴み、捻じ曲げられた過去を取り戻せるのか。第1シーズン完結巻、感動のクライマックス!
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現在(2023年3月)放送中の西島秀俊・濱田岳主演のテレ朝系連ドラの原作3部作の最後。新たな事件を解決しながら、並行して光輔の父の事件を追い、ついにクライマックスへ。ドラマの方も間もなく最終回。同じ終わりにはならないような気が・・・
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ここでENDと行かないところが何とも(;^_^A
続きも楽しみにしてますが、この隔離期間でそれなりに本が読めましたね。
悪いことがあるときはいいことも少しはあるというのは『大草原の小さな家』のローラの母さんの言葉ですが、確かにその通りですね。
明日は病院です。
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ついにシリーズ完結、ラストは父親の冤罪の黒幕を暴く展開で一件落着と思いきや、実はまだラスボスがいる模様で、続編があると思わせる終わり方で非常に気になります。
ストーリーとしては、黒幕に迫るなか、蓮見がいままでの能面を脱ぎ捨てその本性を前面に出しており、個人的にはそのほうが作風にマッチするのではないかとながら読み進めました。黒幕に嵌められ、架川に逮捕状が出て追われる身になりながらも、蓮見とともに真相に迫ろうとする部分は、今に見つかってしまうのではないか、とひやひやする展開も相まって読みごたえがありました。
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ついにシリーズ完結。もう少し続くかと思いましたが、今回で完結なのは寂しいです。
父親を嵌めた黒幕も発覚し、追い詰めていくが、架川に逮捕状が出てしまう。色々な人の助けを経てやっとの思いで真相に辿り着く蓮見と架川。
警察内部での黒幕は幕引き出来たけれど、本当の意味でのボスはまだ残ったまま。本当の意味での解決はまだまだ続きそうですね。
全てが終わった後、蓮見はどうするのかと思ってましたが、刑事を続ける様なので、異色のバディは解散しないのがホッとしました。
シーズン2に期待です。
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蓮見と架川がどう黒幕をあぶりだし、どう危機を乗り切るか、ハラハラの連続。
まさか、逮捕状が出るとは思いもしなかったし。
蓮見の様子が変わったのがすごく気がかりで。
スパイは、そんなことだろうと思ってた。まったく、やることが汚いよね。
シーズン2もあるとのことで、彼らの戦いはまだ続く。
さらなる敵とどう戦っていくのか。
蓮見が自分を取り戻して父優人と再会する日が早く来ますように。
その時は、架川は組対に戻るのかな。
コンビ解消はもったいない気がする。
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第1season終了となるシリーズ3作目。
今回も単発の事件を追いながらも、2人が抱える核心に向かっていくという流れは変わらず。ただ、最終話はひたすらその事件にスポットを当てて進んでいく。いよいよクライマックスだが、敵の姿が見えていただけに、どう罪を暴くかに焦点が絞られている。
その裏にさらに大きな闇があり、それがseason2にどう影響していくのかも気になるところ。
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元マル暴架川と刑事蓮見が事件を追うシリーズ3。ついに蓮見の父を貶めた黒幕を追う。ここで終わってしまうと思ってたからまだシリーズが続くようで嬉しい。互いが互いのストッパーのようで相性のいい2人のコンビがまだ見たい。意外と暴走しがちな蓮見も良いよね。
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桜町中央署管轄内で空き巣事件が発生。エース刑事の蓮見は、空き巣被害者の不審な動きから密造酒への関与を疑う。被害者が入っている会員制「日本酒サークル」の主催者が有名な女性インフルエンサーだったのだが、彼女に目をつけると、相棒の元マル暴刑事・架川とともに違法薬物捜査の手法を使って犯罪を暴こうと目論む。蓮見の父親が被った冤罪事件でも新たな証拠が見つかる中、敵側の罠により架川に逮捕状が――。異色刑事バディは真相を掴み、捻じ曲げられた過去を取り戻せるのか。
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父親の冤罪を晴らすために身分を偽って刑事となった蓮見光輔と、点数稼ぎをして本庁組織対策部へ返り咲きたい架川英児。凸凹コンビの活躍を描く第三作。
裏表紙に『感動のクライマックス』とあったので、もう終わりなのかと驚いたが、読み終えると続きがありそうな感じがプンプン。シーズン2があるのだろうか。
このシリーズは、スマートだが『能面』のように感情を見せない蓮見とマル暴デカ丸出しの架川の正反対なキャラクターと捜査手法が魅力。だがこの第三作では蓮見の父の冤罪事件に絡む汚職事件の全容が明らかになるとあって、蓮見はかなり強引なことをやっているし感情も丸出しにしている。逆に普段は暴走気味の架川がストッパーになっている。
だがその架川が黒幕たちの罠で逮捕状が出てしまい、逃亡しなくてはならなくなり、サスペンス要素が強くなっていく。
汚職事件の真相については前作のレビューでも書いたが、黒川博行さんの疫病神シリーズのよう。桑原にボコボコにして欲しいくらい。
結果、トカゲのしっぽ切りで終わり真の黒幕も分からないまま。先に書いたように物語はまだ続きそうだ。
一番気になっていた、事件後の蓮見とその父についてはホッとした。架川の本庁返り咲きはまだまだ先のようだが、このコンビは続くと思うと嬉しい気もする。
監察係の若井は相変わらず二人を同性カップルと勘違いしているし、鑑識係の仁科も架川に握られている弱味の写真を消そうと必死だ。上司の矢上が願う、退職までの平穏な五年間はまだ叶いそうにない。
蓮見は架川の娘・愛理から片思いされているし、助けられたヤクザからは孫娘の婿にと見込まれているし大変だ。
続編ではさらに危険度が増しそうな不安もあるし、蓮見の身分詐称が明らかにならないだろうかとか心配もあるのだが、出たらやっぱり読んでしまうのだろう。
その時は父と愛犬ムギとの再会があれば良いなと思う。
※シリーズ作品一覧
全てレビュー投稿あり
①「警視庁アウトサイダー」
②「警視庁アウトサイダー2」
③「警視庁アウトサイダー3」