【感想・ネタバレ】ノワール・レヴナントのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

「六嘘」をきっかけに毎日読書に夢中な僕にとってずっと読みたかった作品です。
主要な4人の登場人物がとても魅力的な学生。これは浅倉秋成先生の作る文章にとことん魅了されているからだと思います。 この後あの子はどうなるんだろう…。 さっき画策した作戦はうまくいくのだろうか…。 ずっと彼らを応援していたので読んでいる時間がとても幸せでした。

内容について大須賀にだけ。
それぞれのエピローグを読んでいて、理由は分からないんだけど、そんな要素がたくさんあった訳ではないんだけど、大須賀には弥生を幸せにしてあげて欲しいと思っていました。 彼のエピローグがまさしくそういった内容で希望通りに運び嬉しかったです。

素敵な作品をありがとうございます。

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2024年02月09日

Posted by ブクログ

ネタバレ

かなり分厚い本なので読むのに時間かかるかな〜と思ってましたがあっという間に読み終わりました。
謎解きする要素ももちろん面白いけれど、潜入するところや、カードゲームのところのドキドキハラハラ感もとってもよかった!

物語の発端となる孝介の、普通何かを得るためには対価を払うのに対して、子供の場合は快楽の上に得ることができるのはおかしい、という考え、あながち間違いではないなと思ってしまいました。もしかしたら、孝介が成そうとしていた世界が、現実に起こらないとも限らない、そう感じました。

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2024年05月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

背中に幸運レベルが見える人。
本を指でなぞると内容を記憶できる人。
毎朝、1日で聞く台詞を予知する人。
念じると触れたものを壊す人。
普通ではない4人が、ある少女の死の謎を解き明かす話。

分厚い本で読むのに時間がかかった。
でも、おもしろかった。

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2024年01月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ


この作家の作品は初めて読んだが、750ページが苦にならなかった。ただ、真相が突飛すぎた気もする。でも、その分、先が読めない展開で楽しめた感もある。最後の150ページは伏線が回収されて行ってスッキリする。でも、1番面白かったのは、それぞれの登場人物の特殊能力を使って真相を解明していくところ。特に、ノワールレヴナントの賭博をしている場面は没頭して読んだ。缶の中身を見るところもドキドキした。

ノワールレヴナントの意味、タイトルが好き。


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2023年12月24日

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主人公が4人居るからか、分厚かった。
不思議な能力を持つ4人が集められたのは何故なのか?から始まる群像劇。

色々と超常現象な事はあるけど、恐らく普通の人間である黒澤皐月に何故そこまでの事が出来るのか?(お高めホテルやビッグサイトの手配やら)幽霊だから?と、そこら辺は飲み込むしかないのかな。そこさえ気にしなければ面白かった。幽霊万能。

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2023年07月11日

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今年は絶対ひと月に10冊読むぞと決めていたのに、本作に手を出したせいで既にアウト。薄い本なら優に3冊分はある760頁超。2月にして早くも目標を達成できなかったのは残念だけど、3冊分以上の楽しさがありました。

見えないものが見える、聞こえないものが聞こえる、読めないものが読める、何でも壊せるという能力を持つ高校生4人が引き合わされて陰謀に挑む。

どの場面にもドキドキさせられ、それぞれの面白いキャラにも惹かれます。あのクズ野郎を壊してやってほしかったけれど、そうしなかったのもたぶん良いところ。

こんな青春、好きだ。

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2023年03月01日

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情景や人物描写、比喩などなかなかクセ強めの文章でした。
黒澤孝介の狂気に何か裏があるのかと思いましたが、ただのヤバい奴だったのは物足りなかったです。

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2024年02月08日

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浅倉秋成のデビュー作。全763頁はなかなかの鈍器本。

⭐️他人の幸運レベルがわかる
⭐️本の背表紙をなぞるだけで内容を暗記出来る
⭐️今日聴くことになる台詞を予知
⭐️どんなものでも壊せる

特殊能力を持った四人の男女が、過去に起きた少女の死にまつわる謎に挑む。

四つの能力のうち、どれか一つもらえるなら

⭐️本の背表紙をなぞるだけで内容を暗記出来る

だよなあ。読書の楽しみという概念なくなりそうだけど。受験前にあったらとても重宝する能力。

この能力を持っているキャラクターが、それでも基本的に本は買って読む派なのが好き。

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2023年08月15日

Posted by ブクログ

ネタバレ

途中、中弛みしたのとのんが受け付けない時があったけど、最終的にはハッピーエンドでよかった。
大須賀と弥生は幸せになって欲しいし葵さんも恋していいんだよ。とりあえずピアノを弾く幸せにどっぷり浸かって欲しいな。

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2023年05月19日

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