あらすじ
「この本は、私が五十二年の人生でトライアンドエラーを繰り返して得た知見をまとめたものです。
自分の可能性を開いて、今とこれからを生き抜くヒントとして役立てていただけたら、とても嬉しく思います。
自慢ではありませんが、私はトライアンドエラーの多さではそう簡単に負けない自信があります。
もともと、四人きょうだいの末っ子で、小さいころは嫌なことや困ったことがあるとすぐ泣き、姉や兄に助けてもらおうとする性格でした。
なんと二十代前半まで、思い通りにいかないことが起きると現状を否定して、イライラしたり凹んだりしていたのです。
そのせいで、初めて就職した企業では超不適応を起こし、自分の部屋に閉じこもって、ひたすら泣いていたという……。
出産を理由に正社員からパートに左遷されたこともあれば、骨を埋めるつもりで入社した会社が合併や倒産をしたこともありました。
プライベートでは、二回離婚しています。
そんな私が五十代になって実感するのは、年を取れば取るほど幸せになれる! ということです。」
―「はじめに」より
【目次】
第1章 新しい可能性に投資しよう―自己革新の知見
第2章 自分も相手も気持ちよく―コミュニケーションの知見
第3章 メンタルブロックを外そう―コントロール思考の知見
第4章 短時間労働で成果は出せる―仕事の知見
第5章 収入に上限はない―お金の知見
第6章 体力はお金より仕事より大事―人生百年時代の知見
第7章 完璧を目指さない―幸福度アップの知見
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
■問題解決は、泥臭くジタバタするのが正解。定義、仮説、実践と検証をジタバタ試行錯誤すれば、答えの輪郭が見えてくるよ!
■仕事選びは、将来性があるほうにBETし続ける。どちらに将来性がある?市場価値の高い人材について調べて1ミリでも近づく努力と行動をとること。
■起きていることは全て正しい。こんなはずでは、をできるだね楽観的に解釈して、将来はよいことにつながるのだと切り替えたほうが、行動に移しやすい。
■感情はマネジメントする。ネガティブや怒りが起きたら…向き合う→距離を置く→理由を考えながら歩む→前進する。
■計算されたリスクを取る…損失とリターンの最大値と最小値を計算してみる。リスクの総量を自分が管理できる範囲内に抑えること、失敗に備えて保険をかけておくこと。同じ種類のリスクをとるときに、より賢くなること学ぶこと。
■意見の対立は当たり前。誤魔化さずに、誠実に対応する。
Posted by ブクログ
最悪何が起きるかが許容できるかでやるか決める。リスクの総量を管理可能な範囲に。失敗に備えて保険を掛ける。失敗を学習の機会ととらえる。乗り物としてのSNS.ホスピタリティ。ほかの人の役に立ちそう。思っていることが現実になる。周りと調和する。両極にならない。頑張って3回やって駄目なら合わない。変える必要がある。サンクコストはあきらめる。ヤフオクやメルカリはコスト回収。人間関係は縮小。自分内競争で負けたものについては新陳代謝していく。誠実対等率直自己責任。離れることも含めて。あなたのためを思って。言い返さない。鵜呑みにして傷つかない。境界線を保つ。困った人と一緒にいることを選んでいるときに愚痴らない。話を聞くときに自分フィルターがあることを自覚、傾聴トレーニング。やめたいものを家に置かない。問題解決に着手する。メモしておいておく。行動しないで周りが解決してくれるのを待つと、問題がある現状を正当化して、現状認識がゆがむ。感情と距離を置く。自分がしたいことは何かを軸に考える。正当な理由で怒りたいときは怒る。どちらでもいいものは怒らないほうに傾ける。メンタルブロックが少しづつ壁に手をかけていくイメージ。何があっても助けてくれる人を持つ。不満があったら丁寧かつ誠実に伝える。改善しないなら離れる。気晴らしがいるほど労働時間が長いのは何かまずい。目標を立てて、階段型の小目標で達成していく。ゲーミフィケーション。やるかやらないか迷ったらやる。パートナーは、どうしたら行動できるようになるか、考える。締め切りを設定し、情報を集め、その中で選択して動き出す。仕事の裁量権を広げる、能動的にデザインする。資本主義は金融収入を必然としている。やりたいことについて収入が少ないからあきらめるということがないように。目標年収の年表。体力作りはひざと足首に注意。誘惑に乗っていい日を週に1日つくることで節制。自分を幸せにするのに必要なことは何か考える。なるべくシンプルにする。幸せを分散する。適度に質のいいものを買える余裕。言語化される前の虫の知らせの悪い予感をちゃんととらえる。幸運を期待する。