【感想・ネタバレ】刑事の慟哭のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

田丸刑事の存在に聞き覚えならぬ “読み覚え” を感じたのですが、「叛徒」に出てた刑事だったのですね。

「ミスリード刑事」という趣で、自分への不信感を利用して事件解決に導いていくのはとてもユニーク。その代償として田丸刑事の評価がどんどん下がっていくところに哀愁を感じます。

事件の内容もミステリアスで独特なもので、中沢の正体は気付けそうで気付けなく、良い意味で「あーっ、やられた」感もありました。

そしてラストシーンで、身を挺して犯人を庇う田丸の姿が切なすぎ。ここまで頑張ってる田丸が報われないところに、モヤモヤしたものを感じてしまいます。

いずれ彼が報われるストーリーを読んでみたいところです。

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2022年03月19日

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