【感想・ネタバレ】スケルトン・キーのレビュー

あらすじ

19歳の坂木錠也はある雑誌の追跡潜入調査を手伝っている。 危険だが、生まれつき恐怖の感情がない錠也には天職だ。だが児童養護施設の友人が告げた出生の秘密が、衝動的な殺人の連鎖を引き起こし……。

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ネタバレ

初めての道尾秀介作品。
章の中にある番号に鏡文字が混ざっていて違和感だったけど、そういうことだったのか。個人的にはミステリーのトリックよりもサイコパスの描写の細かさに惹かれた。

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2026年01月02日

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ネタバレ

途中まで多重人格なのか双子なのか分からなくて何回も戻って読み返した。よく見たら表記が違ってたのも全然気づかなかった…
あれはそういう事かと理解できるのが楽しかった。
まともじゃない人だらけの中で、主人公が段々まともになっていく。先生、間戸村さんとのやりとりが良かった。ヤバイ人たちだらけの中にも、ちゃんと優しい人たちがいるんだ。
1番の不安要素が残しつつ、スッキリした終わりも好きな作品でした。

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2024年03月05日

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ネタバレ

こんなにもサイコパスが集まってくるのかな〜
というほど大集合で、ゾッとする恐ろしさ。題名の「スケルトンキー」と双子の名前が鍵となり、展開が面白い。途中から鏡数字で双子の視点それぞれで描かれているのに気づき、驚かされた。それにしても犯人が行方不明でその後は…どうなることかと気になる。

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2024年02月17日

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ネタバレ

サイコパスがたくさん登場。
読んでいるときの違和感が、双子の登場で繋がる部分が面白かった。
見出しの漢数字が鏡で兄弟の視点を表してたのは、気づいてから思わず読み返してしまった。

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2024年01月05日

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ネタバレ

2人のキャラクターの設定と、ボウフラの表現が道尾さんだなあと感じさせられた。サイコパスではあるけれども、後味はスッキリした。

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2023年10月24日

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ネタバレ

主人公錠也の一人称視点で進んでいく物語。サイコパスに焦点を当て、彼らの感情や恐怖の感じ方等巧みに描写されていた。
児童養護施設「青光園」で、児童や先生に一目置かれて育った錠也は、自分が「何」であるかを考えつつ生きていた。母親から託されたというひとつの「鍵」は肌身離さず持っていたが、それが手掛かりになるとは限らない。そんな中同じ施設にいた年上の少女に、自分の正体が明かされる。

過去に読んだ道尾先生の「透明カメレオン」という作品が記憶にあり、比較的新しい書籍ということで手に取ってみた。他の著者とは決定的に違う感情描写の巧みさで物語に引き込まれやすい印象があったが、本作もその感覚をより強く味わうことが出来た。
サイコパス本人の一人称で話は進むが、それを利用して読者を騙すという私にとって全く新しいテクニックに舌を巻いた。途中まで錠也の二重人格を疑っていたが、今思うと中盤あたりでよく生き別れた双子の話が登場していた。それが鍵人の登場の布石になっていたと考えると一本取られたなという悔しさがある。

道尾秀介自身がサイコパスなのではないかと帯にもあったが、たしかにあそこまでサイコパス本人の感情を示すことができるというのはそう疑わざるを得ないものがあると感じる。最終的に鍵人がどうなったのか、母親がわざわざ彼らに残した「スケルトン・キー」の割に錠也が得たものが少ないのではないかという後に残るものはあるが、結局私たちを裏切る真実が強く残っている。

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2023年10月23日

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ネタバレ

主人公の坂木錠也はサイコパスだ。そのために過酷な出来事の中をくぐらなくてはならなかった。
妊娠8か月の母親が父親に散弾銃で撃たれ、瀕死で運ばれた病院で、僕(坂木錠也)は生まれた。
父には別に家庭があった。

引き取ってくれた児童養護施設でこんな生い立ちの話を園長から聞いた。園長と母は同じ施設にいたことがあったという。
アルバイトをしながら高校を卒業し、卒園の前に知った。

園で好きになったひかりさんが僕のような人はサイコパスというのだといった。
常に心臓の鼓動はおなじ動きを続けていて狂うことがない。恐怖感もない。
何かに向かう時は自分を抑えるためにひそかに手に入れた鼓動を早める副作用がある薬品を飲む。

メール便で走る時間は、恐怖感を待たない僕は誰よりも早かった。
それを見込まれ出版社のスクープゲッターと言われる間戸村の調査を手伝って生活が潤っている。

僕が中学一年生のとき、施設に少し遅れて入ってきた迫間順平という並外れて体格のいい男がいた。彼は少し鈍く温厚だったが、なぜか彼の方から近づいてきて一緒にいるようになった。僕は母親が坂木逸美という名だということしか知らず、身寄りがないことを話すと、順平の父親は捕まって刑務所にいるといった。祖父と暮らしている頃は極貧でうどん屋の廃棄物を拾って暮らしていたそうだ。
祖父は死んでしまい今は一人で暮らしている。その話から「うどん」と呼ぶことにした。

暫く会わないでいた僕にうどんから連絡があった。約束に遅れそうで気がせいていた僕は、とめていたバイクを乱暴に扱われ、ついぶちのめしてしまった。だが胸を押さえてみたが鼓動に変化がなかった。
待ち合わせ場所に行くと、うどんの父が刑務所から出てきて一緒に住んでいるといった。
父親の犯罪の話をした。うどんが生まれてすぐ店に強盗に入ってそこの女の人を撃ったらしい、名前は坂木逸美という。お前の母親と同じ名前?

僕は間戸村に頼んで事件当時の新聞を手に入れて確かめていた。犯人は田子庸平、なぜうどんと名前が違うのか。
うどんは父と別れた母親の姓で暮らしてきたらしい。そうなのか。
しかし僕は「その事件は違う」と言って席を立った。

ひかりさんは包丁で刺されて死んだ。
うどんの父親が殺された。

刑事が僕のところに来たが、証拠がなく髪の毛をもって帰っていった。

僕は煩わしくて部屋を出てラブホテルに入った、風呂も清潔で悪くない。

父を殺されたうどんが僕を襲った。



なぜか途中で引っかかりながら一度は最後まで読んだ。
そういうことならもう一度確かめてみよう。再読必至というミステリもある、これもそうなのかもしれない。
ストーリーのなかでサイコパスは5人だなと目星をつけた。話の流れは道尾さんの狙いだったのか、複雑でもないストーリーがねじれている。
死人が増えていく。こういう話はサイコパスでもなければ成立しないだろう。
僕の生まれてきた世界の辛さ暗さ、暴力に巻き込み、巻き込まれ、その悲惨さ、全体を覆うそれぞれの不幸。
もう少し流れを整理しねじれを直せばいい読後感が得られたように感じるが。
力が余って曲げすぎた技が邪魔をしたのか、面白いが残念なところがある作品だった。

レビューに書けないところが変に面白い。

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2026年02月11日

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ネタバレ

サイコパスの男の子の一人称で進んでいく話。途中途中、章番号が鏡文字になっている箇所がありそこでは生き別れた兄弟が登場し、人殺し等を担当する。道尾さんにしてはあまり奥行きがわからないというか、面白いが、ふーん、という内容でした

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2025年10月13日

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ネタバレ

サイコパスの施設育ち主人公。
恐怖を感じないので施設を出て学生だが、バイトで週刊誌記者のパシリをしてバイクで浮気現場に行くなど。

不意に施設での友達の父親が自分の母親を殺したと知って、自分の失われた人生を奪われた感覚になり殺したくなる。実は双子で双子の兄が殺す。警察に疑われて、初恋の相手の所にも行くがそれも兄が殺してしまう。

その友達に拉致されるも、間違えて兄が拉致されるが兄が友達を殺して、兄弟同士で殺し合いみたいなことをして、最後は兄が行方不明になっておしまい。

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2025年10月04日

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ネタバレ

サイコパスな主人公の殺人の記録かと思いきや、視点の切り替わりがあり、実は双子の兄がやったことだったというトリックはいつもの道尾作品という感じで良かった。弟が自分の血を嫌って血圧を上げる薬を飲んでいるのに対して兄は逆の薬を飲んでいる対比もおもしろい。母が殺されて養護施設に入っていた2人が、兄だけ引き取られたことで生活環境が変わり、殺人衝動を解放したい兄と抑えたい弟の構図になってしまったのが全ての原因といえる。このストーリー展開も素晴らしい。ただサイコパス特有の心理をもっと描いてほしかった、少し「殺し」にフォーカスし過ぎてエンタメの部分が大きいのが気になる。

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2025年06月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

最後、実は入れ替わってたみたいな
どんでん返しを期待したけど爽やかに終わって
拍子抜けだった

内容は面白かった

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2024年05月31日

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