【感想・ネタバレ】人質司法のレビュー

あらすじ

「私は日本の司法制度の人質ではない」と述べ逃亡したカルロス・ゴーン氏。担当弁護士が明かす、彼の実像と苦悩とは。そして、諸悪の根源「人質司法」の実態について、自らの経験と豊富な実証を基に、鋭く切り込む!

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Posted by ブクログ

現行の刑事訴訟法が有する問題点について、一方的な立場ではあるものの、歴史的・国際的な点を踏まえて簡潔に紹介してくれる良書。
しばらく法律の勉強から離れていたので、リハビリにちょうどよかった。

ゴーン氏の逃亡については、センセーショナルな結末しか知らなかったが、逃亡に至る十分な理由があったんだな。なんも知らねえのにゴーン氏は司法を乱した悪いやつという印象を持ってしまっていた。大反省。

接見禁止についてあまり問題意識を持っていなかったが、「世界に例を見ない制度」と知って驚いた。家族や友人を含め、弁護士以外の一切の人と話すことができなくなる苦痛は想像もできない。制度設計者は抽象的な危険だけでなく、個々の人間の苦痛を想像する力が必要だ。

マンデラの言葉をあらためて思い出した。
「一度刑務所に入れば、その国の真の姿がわかると云われている。社会の上流の人びとではなく、底辺にいる人びとがどう扱われるかで、その国を判断すべきである」

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2026年08月20日

Posted by ブクログ

他人事と思っていると危うい。
今まで知らなかったという事実がこわいし、知らない人が多いというのも怖い。

世の中を肩書や職とかでふんわり見てる人には正直信じがたいことが書かれている。

けど、そういう職に近い組織に身をおいてるのでなるべくしてなってるな、と。

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2022年06月03日

Posted by ブクログ

これ読んだ上でもゴーンハズゴーンさんについて、認める気は全く起きないのだが。

いわゆる、人質司法がこんだけ酷いとは想像もしてなかった。
結果人質司法になるのではなく、法を恣意的に運用している。人権保護より、自分たちの信じる正義が上だという傲慢。戦前の、大正刑法の過ちを正そうとした、戦後刑法、刑事訴訟法の意義を換骨奪胎しているこの現状。

これ、選挙の争点にでもなって良いレベルだと思うんだが、高市さんどうですか。

先日、参考人取調べで、検察に初めて行ったけど、まじで無理。まだ優しくしてくれたんだが、これで被疑者として扱われたら、20秒でなんでも向こうの都合のいいこと喋る自信がある。

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2021年11月03日

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