【感想・ネタバレ】50億稼いだおっさんが教える 月5万稼ぐ株投資のレビュー

あらすじ

すべての銘柄を分析するなんて不可能。
専門家じゃない限り、そんな時間ありません。
なら、どうするか。
国の予算案から、その年のトピックになる業界を絞りこめばいいのです。
たとえば、2019年は“5G"やペイペイなどの"キャッシュレスペイメント"が、話題にのぼりました。
たけぞうさんからすると、それは前々から決まっていたとのこと。
なぜなら、国が"5G"関係や"キャッシュレスペイメント"に、予算を組んでいたからです。
国がお金をつぎこめば、その業界周辺は盛り上がるに決まってます。ならブームを先回りして、国策周辺の銘柄を分析しましょう。そのうえで購入すれば、儲けはおのずと付いてきます。日本経済の先行きは、不透明。ならば、本業は本業で稼ぎ、副業で株をはじめてみませんか。一発逆転の“億り人"→脱サラを勧めるわけではありません。ホームランを狙いにいっても、三振するのがオチですから。空いた時間にできる範囲で、地道にコツコツと、ローリスクに稼ぎましょう。素人や初心者ならば、月3万円を稼げれば成功、月5万円なら大成功です。そのための具体的なノウハウと心構え。この2つを、株で50億円を稼いだ"おっさん"が、わかりやすく伝授します。「億り人」伝説が終焉を告げる時代の、株の入門・再入門書の決定版ができました!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

・円高→輸出企業は売られる。内需は買われる
・アメリカの金利が上がる→日本円を売ってドルが買われる→円安
・ダウの悪化→世界経済の悪化

・国策にウリなし

・財務省、経産省などのHP→予算が増えているもの、新規の事業に注目

・決算短信→売上高、営業利益が伸びているか

・買い残→将来の売り需要→株価上がったらすぐ売られる。下がるとまだ下がることを懸念して売られ、さらに株価下がる。
・売り残→空売りで買い戻されてない
→信用倍率1以上は売られやすい
売り残が多い方がよい?

小さい会社は時価総額が100億いったら売りを考えるのも?

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2022年08月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

筆者は現在、個人投資家の傍ら、セミナー講師や評論活動をしているが、かつては約30年間、証券会社に勤務し、ディーラーとして50億円の収益を上げ、会社に貢献してきた。
筆者はディーラーとしての経験から、株式投資は状況にあった手法をとるべきであり、リスクの高い投資をするより、企業の業務内容は業務を調べ、少しずつ利益を積み上げいく投資を心がけて欲しいと述べている。例えば、素人や初心者がいきなり1億円の収益を目指すことは困難なため、本業とは別に月収3~5万円を目指すべきだと述べている。
市況の状況から個別銘柄へのエントリーのタイミングは異なるため、詳細は省くが、「ミクロ経済の積み上げがマクロ経済である」ということを事例に交えて、私は分かりやすく紹介していると印象を受けた。またリスクヘッジの観点から、買い付けする銘柄は1~3つに絞り、「値動きが異なる銘柄に分散して欲しい」と筆者は述べており、私は為替レートや景気の動向に左右されないポートフォリオの組み方についても一部触れている点があったので、良いと思った。また株の信用取引において、筆者が「信用買いの売り残」から3~6ヶ月後に需要が増えると判断している点は参考になった。
しかし私は、株のみで月収3~5万円を得続けることは難しいのではないかと疑問を感じた。筆者は月収3~5万円を得るために必要な元金について、特に触れていなかったが、昨今のITバブル崩壊、リーマン・ショック、ギリシャ・ショック、地政学リスク他による世界的な不況時下においては、株のみで収益を出し続けることは困難ではないかと感じた。筆者もリスクヘッジとして、異なる銘柄への分散投資を勧めていたが、やはり万全の備えを期すのであれば、株の信用売り・貴金属の先物取引・為替投資といった資産をポートフォリオに組み入れるべきだと私は思った。
あくまでも本書は、筆者も述べているが「ど素人~初級者」層をターゲットにしているため、基礎的な株式取引入門の知識・解説に関する記述がほとんどである。そのため、投資家の「中級者~上級者」には読み足りない内容と感じるかもしれないが、株式取引の再入門として、知識の整理に役立てていただきたい。

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2019年12月10日

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