【感想・ネタバレ】魔術師は快楽の種をまくのレビュー

あらすじ

ロージアン王国・アナンディル伯爵領。偏屈で陰気臭い魔術師、ケヴィンは領主のライアンに命じられ『惚れ薬』を作成していた。着手から一年。試作品はほぼ完成しているので、あとは人を使って実験せよ…との命を受け、ケヴィンは街で奴隷商からひとりの若く美しい男を金貨七枚で買った。こうして森の奥にあるケヴィンの庵に連れてこられた男、テッド――実は彼はフィブ王国・ストラサーン男爵の跡継ぎだったが、叔父に諮られ奴隷商に売られてしまった騎士。もちろんそんな素性を知る由もなく、ケヴィンはさっそく試薬をテッドに飲ませてみるが…結果、テッドは耐えがたい欲望に体が昂ぶり、一晩に六回もイカされるはめに。人格破綻気味の年上の、しかも男の手で感じてしまうなんて…。翌日、ケヴィンの留守時を狙って逃げようとしたテッドだが、そこへ現れたのは領主のライアン。ケヴィンとは腹違いの兄だった…。生活力皆無の魔術師と負けず嫌いな元騎士。惚れ薬が取り持つ不器用な恋の顛末は…?

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いい話

人づきあい苦手な魔術師のお兄さんと育ちが良くて前向きな元貴族青年のBL。2人の周りのキャラが優しい人が多くてすごく良い話だった。
タイトルを見るとシリアスな印象があったが全体的にははゆるい雰囲気で日常シーンが多め。食事や薬作りのシーンなど細かくて何回も読み返すくらいには好きな作品です。
回数が多くないが性描写も濃厚で満足でした。若干シチュ的には好みが分かれそうだけど2人が幸せそうでほっこりした。

#胸キュン #ハッピー #切ない

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2025年10月09日

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