【感想・ネタバレ】性格スキル――人生を決める5つの能力のレビュー

あらすじ

最近の研究では、学力や偏差値のような頭の良さ=「認知スキル」だけでなく、むしろテストでは測れない「性格スキル」が人生の成功に影響することがわかっている。成績が悪くても、人生は挽回可能なのだ。「性格スキル」にはビッグ・ファイブと呼ばれる要素がある。「開放性」「真面目さ」「外向性」「協調性」「精神的安定性」。中でも「真面目さ」は人生のどの側面にも圧倒的に重要だ。「認知スキル」に比べ、大人になっても伸ばすことができる「性格スキル」をいかにして鍛えたらいいか? 充実した人生を送るための、必読の書

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Posted by ブクログ

不登校など、理由も無しに真面目さが無いような評価なのと断じられては…など思うところもあるが、子育て世代は一読しておくと良いかなと思った。

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2018年10月12日

Posted by ブクログ

性格スキルBIG5
①開放性(好奇心)
②真面目さ(計画性 勤勉性 責任感)
③外向性(社交性)
④協調性
⑤精神的安定性

なるほど
意識してる項目ですが改めてまとめるとこういうことになるんですね。
著者は②真面目さをグリッド(やり抜く力)として重要視されてます。
コラムにも上がってましたが僕もスポ根アニメで根性を学びました。
今僕のヒーローアカデミアを見て涙が出てきたり息子のバスケの試合を見て大声で応援できるのもこの原体験があるからかもしれません。

やっぱり今の若い子には根性は伝わらないような気がします。
ただうちの子達は根性ありますよ(笑)
息子は急性胃腸炎で吐いて倒れるまでクラブ休まないですし
娘は吹部の部長として極限状況で成績を維持してました(笑)

本書は認知スキル(学習能力等)と性格スキルを比較して後者が高いと前者が伸びる可能性はあるけど逆は必ずしも言えないとしています。
感覚的にも同じように思います。
有名大卒と高卒が同じ土俵で勝負する我が社ならではの気づきかもしれませんがσ^_^;

ただ性格スキルは大人になってからも伸ばせるとのこと。
挽回可能という点でこの本は今からでも読みたいと言えると思います。

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2018年02月13日

Posted by ブクログ

かつては認知スキルとの対比で非認知スキルと言われていたが、最近は性格スキルと呼ばれるようになったらしい。中心になるのは、ビッグ・ファイブと呼ばれる真面目さ等が職業人としてどう影響するかの解説。非認知スキルでヘックマンはノーベル経済学賞を取ったと理解している。言いたいことは分かるが、では、どうやって性格スキルを伸ばすかとなると、解釈が難しい。教育関係者、人事関係者、自分のキャリアを見つめ直したい方にはお勧め。

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2018年04月18日

Posted by ブクログ

読みやすい文章でなおかつ多くの引用文献が資料として整理されていて良いと感じた。Big5については、別の本を読んで理解したい。

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2018年04月05日

Posted by ブクログ

性格スキルとは5つの項目
人前で発表する機会に「性格スキル」は多いに「成長」できる要素があると感じた。それは特に自分の中の「想像力+審美眼」「やり抜く力」「社交性+明るさ」を成長させるものだ。これからの日本は特に子供の頃から一方通行の教育だけではなく子供自身が大いに発表できる機会と教育が必要だと感じた。グローバル社会・ビジネスに不可欠な外交性+日本独特の開放性が必須だと思うからである。
子供への教訓は3つ(大人への教訓にも繋がる)
1、解らないないのに解ったふりをするな
2、解らないことは決して恥ずかしいことではない
3、解らないことを誤魔化すことが一番恥ずかしい

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2022年09月26日

Posted by ブクログ

性格スキルなるものがあるらしい。認知スキル(頭のよさ)に対するもので、その要素として、開放性、真面目さ、外向性、協調性、精神的安定性が挙げられるとのこと。なかなかつかみづらい概念だった。
確かに、こうした要素を兼ね備えていれば世渡り上手になりそうだ。これらの要素って、もって生まれた天性のもののように思っていたが、性格スキルは大人になっても伸ばすことができるとか。性格ではなく「スキル」ととらえるからということか。
読んでいてなるほどと思ったのは、日本の企業では協調性が重視されるが、アメリカの企業ではむしろマイナスに働くということ。

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2018年06月24日

Posted by ブクログ

<目次>
はじめに
第1章  性格スキルは学歴や職業人生を左右する
第2章  ビッグ・ファイブが人生を決める~5つの能力の影響
第3章  性格スキルを伸ばす家庭環境と教育
第4章  性格スキルを鍛える職場と就業支援
第5章  性格スキル向上への挑戦~少人数大学教育<ゼミ>の現場から
おわりに

<内容>
性格スキルとは、非認知能力のことである。しかも個人的形質ではなく、スキルなので人生の中で伸長させることが可能だとする。この本はそんな視点で書かれている。前半は主にアメリカで研究された「性格スキル」の話が続く。
ちなみに性格スキルは、」「ビッグ・ファイブ・と呼ばれる①開放性(好奇心・想像力など)②真面目さ③外向性(積極性・社交性など)④協調性⑤精神的安定性(落ち着き・自尊心の高さなど) からなり、特に思春期以降でも改善できるのが、②真面目さ⑤精神的安定性④協調性 である。これはまた人生において役に立つ性格スキルである。
第5章では趣が変わり、著者の大学のゼミの話が書かれる。ゼミの授業でも性格スキルを伸ばせる実例として紹介されているのだ。ゼミのも目標設定として「成長」を意識させ、その際に「無知の知」の気付かせる、とあるのは首肯した。こうした部分は、高校の授業でも可能かな?と思った。

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2018年02月18日

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