あらすじ
新NISAの登場によって投資ブームが起きました。しかし、進むインフレ、トランプショック、円安など不安定な状況が続く中で、「貯金しておけばよかった」と後悔する人も少なくないと言います。2024年の暴落時に株を手放した人は40%超というデータも。こんな中、どう投資していけばいいのか? それの疑問に、ベストセラー著者の頼藤氏が答えます。投資の失敗のほとんどが解像度が低いことにあります。本書では、その罠を乗り越えるための知識を投資理論・行動経済学・地政学・バブルの4つの観点から伝えます。大量のエビデンスを交えながら明快に解説し、確実性の高い投資の結論を導き出します。もし、恐慌が起きても損をしない投資スキームを組めれば、乱高下も怖くない!すでに投資している人の不安、これから始める不安を解消する一冊です。
【目次】
はじめに なぜ、投資すると不安になってしまうのか?
序章 解像度を上げて、投資の意味を考える
第1章 「これ本当ですか?」お金にまつわるキーワードを紐解く
第2章 投資を3つの流派から考える
第3章 感情や直感の罠を避けるための行動経済学
第4章 株式市場を考えるための地政学
第5章 暴落リスクに備えるために
終章 投資の解像度を上げた結論
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
とても良い本。文章がわかりやすく、投資の基礎から、株の値動きに影響するファクターまでわかりやすく解説してくれてる。
投資を始めて数年の人にはおすすめの本。
Posted by ブクログ
解像度を上げる、というタイトルに惹かれて購入した1冊。
何度かお金関係や投資関連の書籍を買い漁ってきたけど、更に視点や考え方を深掘りできそうと思えた。
今まで知見になかったのは、地政学の分野だろうか。
この視点は個人的に新しかったけど、従来から存在していた視点だったかもしれない。(自分自身の視野狭窄や知識不足もあり)
近年のインフレも踏まえて、今後の資産運用のヒントも記載があり学びがある内容だった。
120の法則はこの書籍(著者?)からの内容なのだろうか。
後は、有名な72の法則などもやはり考慮して、今後お金を活用したい。