【感想・ネタバレ】身代わりのレビュー

あらすじ

ポルノまがいの小説『身代わり』を書いてトラブルを抱える成績優秀の美人女子高生が自宅で殺された。しかも現場には、一人の警察官の遺体が。一方、五日前の深夜、大学生が公園で女性を包丁で脅し暴行をしかけたが反撃され自分の腹部を刺して死亡。無関係に見えた二つの事件が高瀬千帆と匠千暁の名推理で交錯するとき、複雑な悪意の糸が解け出す。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ボアン先輩が主として殺人事件に向かう。
タックとタカチは前作の依存であまり登場機会はなく終盤の謎解きで本領発揮。
安槻大学の後輩ソネヒロがボアン先輩たちとの飲み会の後徒歩40分程離れた公園でジョギング姿の女性と揉み合ってナイフが刺さり死んだところを近所に住む盛田に目撃される。別な殺人事件が起き、女子高生の鯉登あかりが自宅で殺されており、その脇には交番勤務の明瀬刑事も殺されていた。全能の神の様な妖しい雰囲気のあったあかりは学校の司書の朔美とただならぬ関係であったらしい。私小説『身代わり』を書き朔美の婚約者と体の関係がある内容のものを見せつけて朔美は激怒する。あらにあかりは朔美の婚約者と実際関係があり妊娠もしていた。
絡み合う2つの事件、紐解いていくと交換殺人。謎の常与神社の天狗吊りの復讐のおまじないで知り合った見ず知らずの2人。天狗吊りはあかりが創作したらしいが、自作の噂で自身が身代わりに殺されるとは因果なもので。

0
2026年08月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

匠千晶シリーズ第六作。

殺人らしい殺人の話でほっとした、と言ってはおかしいだろうか。
前作でのタックの過去の暴露から、
どんな重苦しい展開になるのかと思いきや、
夏休みが明けてもタックとタカチは姿を現さず、
久しぶりに「ボアン先輩」の飲み会が開かれたが
出席していた安槻大の学生が殺される。
それに、女子高生と警官の殺人事件が重なってくる。

警官のタックの同級生で、
お葬式にタカチと参列したあたりから、
気持ちを取り戻してきたらしい。

交換殺人なのだろうとは見当がついたが、
多少ひねりのきいた話だった。
女子高生が都市伝説的なものを仕掛けた、というあたりに興味をひかれたが、
詳しい説明はなし。
男子学生のキャラクターもちょっと納得がいかないが、
殺人事件はともかく(!)
タックとタカチが無事で良かった。

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2022年09月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

『依存』の続き。
今までの安規シリーズに比べるといまいち…?

ミステリー的には、珍しく典型的なトリック。
ミステリー好きなら途中で気づく可能性高し。

とはいえ、西澤作品のすごさは、
謎解きのおもしろさだけじゃなく、
心情描写の精緻さや
キャラクター同士の掛け合いのおもしろさなど、
超いろいろあるので、
ふだんならそれでも全然いいのだけど。

でも今回のはなぁ…。
つまんなくはないんだけど…。

まず、タックが療養中→復帰の過程をたどるので、
いつもの4人組が飲みながらあーでもないこーでもないと議論を交わし合う過程はほぼなく…
みんなが揃うのは最後の数ページくらいなのが残念。

てか、7章必要?!
できれば「夏の名残を慈しむ会」でいつもみたいな議論を繰り広げて、解決に向かってほしかった…!!
なんでボンちゃんだけ連れて行っちゃうかなぁ。。。

そして今回は心理描写もいまいち甘い感じが…。
あたしは西澤保彦の、
人のエゴとかプライドとか、そういう誰もが持ってるドロドロした感情の表現が秀逸すぎると思っているのだけれど、
今回はそういう部分の描写が…なくはないんだけど、
すごく、なんとういうか、中途半端な感じがする。

結局、最後まで残った犯人の動機はわからなかったし。

それに、ソネヒロは最期、反撃を受けて一拍おいてから死ぬわけだけど、
その一拍がなんだったのか、結局よくわからないし。
あれは事故なの?! 自殺なの?!
自分の思惑とはまったく異なる展開を向かえて、
何を思って死んでいったんだろう…とかが気になっちゃうわけです。

というわけで、なんとなく全体的に、不完全燃焼。
もっと長かったら、もっと細部まで書き込めて、
いつもみたいに面白くなったんじゃないかなーと思うんだけど、
なんだろ…枚数指定でもあったんだろうか。。。


あと本編とは関係ないし、これはまったく西澤保彦に帰属される問題ではないけど…解説が下手すぎる。

解説は、書き手が違うので当然、本編とは独立してるわけだけど、
優れた解説っていうのは、本編が不完全燃焼気味であっても、その印象を一気に覆すこともある。

…が、これはないわ。
まず日本語が下手。
そして前半の、シリーズ等の説明は、他の解説や西澤保彦のあとがき等をなぞってるだけで、解説者自身の視点とか、目新しい点が何もない。
で、一番肝心な後半、本書の解説は、説明がマジで下手すぎる。
日本語が下手なのと相まって、ところどころまったく意味がわからない。
うちの学生かよ?!

解説って意外と大事だよね、という話。

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2014年04月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

ほうほう。。。
こんなふうな 終わり方する
ミステリーも あるんだ!

にしても、 女性と男性の
考え方の違いについては
あぁ、なるほど思わせるものがあった。

トリックについては
こんがらがりそうだったけど、
理解!!

シリーズものとは知らずに
この本から読んでしまったので、
前のシリーズも読んでみようかな!

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2012年12月08日

Posted by ブクログ

ネタバレ

シリーズものとは知らずに読んでしまった。正直キャラクター同士のどうでもいい会話が邪魔で仕方なかったのだが、おそらくシリーズを読んで来た人には色々面白いものがあったのだろうか?
ミステリーとしては面白い作品でした。
感想としては、最後のオチがきちんと示されたわけではなく、推理・推測・憶測の水準で終わっちゃって最終的に犯人が逮捕されたのかどうなのかがさっぱり描かれていないのが、僕には納得いかないなぁという感じ。でも勿論その推理の筋はきちんと通っているし、きっと真相にはちがいないんだろうけど・・・

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2012年11月04日

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