あらすじ
相性診断によって男女を引き合わせるコンピュータ結婚相談所。オペレータの夏村絵里子は、恋人の名前を登録者リストに見つけて愕然とする。「何かがおかしい」彼のデータを見直し、不審を抱いた絵里子を、正体不明の悪意が捕らえる。まずは兄嫁のデータを見たいと相談所を訪れた女性が謎の死を遂げ、それは連続殺人事件に発展。恐怖に引きずり込まれた絵里子は……。まだPCもあまり普及していなかった1986年に書かれたとは思えない。コンピュータや情報に関わる事件の先見性にも驚愕。(講談社文庫)
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
2016年61冊目。
ってか、これが1986年当時の話なのかーと思うと色々考えてしまう。
ここまでなる前にもっと色々出来たことあったよなーとか、このテの話が、80年代から既に存在していたのだなーとか。
音響カプラーとか、マイコンとか色々時代を感じさせる言葉で完全やられた。
途中で犯人は分かってしまったけど、スリル満点で楽しめた。絵里子、すきだなぁ・・。
2022.10再読
分かっているはずなのにハラハラさせられっぱなしであっという間に読み終えた。
やっぱり好きだわー岡嶋二人。
Posted by ブクログ
やっぱり岡嶋二人さんの作品はハマるー!
自分自身、個人情報取り扱ってるので、すごくわかるし入りやすかった☆
それにしても、まだ個人情報あれこれ言われてない時代に書かれたものだと思うのに、今の時代に合ったこのテーマはすごい!
Posted by ブクログ
コンピューターシステムが関わるミステリー。
展開としては、読めちゃう感じでして。
終わり方も普通な感じ。
ただ、書かれたのが20年以上前なので、
携帯がなかった頃のお話。
その頃の日常生活がでているので、面白かったです。