あらすじ
アーサーとリディア。二人が出会わなければ、こんなことには・・・。1953年、アーサーはこの世に生を受けた。母親からの虐待を受けながら育ったアーサーは、狡猾な悪ガキへと成長していった。大人になってからも、アーサーは邪悪な感情を秘めたままだった。その後、内気な女性リディアと知り合い、彼女は不安を残しつつもアーサーと結婚。だが、彼は変態セックスを強要したり、しだいに凶暴な性格を表していく。抑圧された日常の中、彼女は一人息子ロバートに愛情を注ぐが、ロバートもまた奇妙な動作や習癖を見せ始める―――。
...続きを読む感情タグBEST3
このページにはネタバレを含むレビューが表示されています
Posted by ブクログ
久々のケッチャム作品。
相変わらず胸糞悪い。
なのに手にしてしまう。
ナゼか?
私が頭の狂ったサイコパス、シリアルキラー物が好きだからであり、本作がケッチャム作品だから。
以前読み終えた同じくジャック・ケッチャム著「隣の家の少女」を彷彿させられました。
説明
内容(「BOOK」データベースより)
アーサーとリディア。二人が出会わなければ、こんなことには…。1953年、アーサーはこの世に生を受けた。母親からの虐待を受けながら育ったアーサーは、狡猾な悪ガキへと成長していった。大人になってからも、アーサーは邪悪な感情を秘めたままだった。その後、内気な女性リディアと知り合い、彼女は不安を残しつつもアーサーと結婚。だが、彼は変態セックスを強要したり、しだいに凶暴な性格を表していく。抑圧された日常の中、彼女は一人息子ロバートに愛情を注ぐが、ロバートもまた奇妙な動作や習癖を見せ始める―。
Posted by ブクログ
リディアがどれほど訴えたところで、ロバートは奪われ、虐待者の自由に出入りできる場所に置かれてしまう。
これは法律で決まっていることなのだ、これに従わないのは法律違反だ、と言われて、リディアはとうとう実力行使に出てしまう。
どうしてそれが実刑判決なのか。情状酌量の余地ってものはないのか。
それでも、とリディアは自分を慰める。自分の息子を苦しめるものはもういないのだと。