あらすじ
父の影響で科学に興味を持ったノーベルは、フランスやアメリカの留学で見た、科学の偉大な進歩を目の当たりにし、自分もその一翼を担いたい、と心に誓いました。そして、鉄道網や運河の工事に革命をおこすことになるダイナマイトを発明すると、ダイナマイトで築いた巨万の遺産で、世界で最も栄誉のあるノーベル賞を設立させることを願ったのです。
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Posted by ブクログ
最初は液体状の爆薬を作って売っていたらしいが、取り扱う人達や輸送業者が、取扱いの注意事項について全く知らされなかったらしく、各地で事故が多発。事故報告書全てに目を通したノーベルは固体状の爆薬(ダイナマイト)を作ることに成功。
晩年は、世の中の戦争をなんとか無くそうと画策したようで、(ダイナマイトも平和利用のために使ってほしいものだった)
莫大な遺産を、人類の発展や平和のために貢献した人に贈るよう遺書をのこし死去。どんなに立派な発明でも、戦争のために使われたら意味がないというノーベルの強い思いが伝わってきた。