あらすじ
累積する一方の国債残高、少ない方がよいのは確かだが、その実情は意外と知られていない。気鋭の金融学者が、国債危機の本質を正確に解説。金融市場へのインパクトなど多角的な視点から改革を提言する問題提起の書。
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Posted by ブクログ
国債、年金、医療などの金融を扱う教科書みたい。
興味あるところは頭に入ってくるけど、それ以外の部分は流し読みになっちゃうなーって改めて思った。
思ったことをつらつら。
年金は積立方式なのか、所得分配の意味を持った賦課方式なのかって、両方の意味合いを持つから難しい。でも、直感的に賦課方式な面が大きいように感じる。
「年金は払った分だけ将来上乗せして戻ってくる」なんて思ってたけど、所得分配の意味合いを持つなら税金みたいなもので自分には返ってこない(助け合いの意味合いが強いってことで)で、将来的には出生率も下がってきて寿命も延びてきていることだし、賦課率は上昇、つまり次の世代の負担は大きくなるのは避けられないと思う。
⇒子供をたくさん産む(自分だけたくさん頑張っても意味がないのでみんなで一斉にせいのって)
⇒年金は所得分配なんだから返ってこないのは当たり前ってことにする(年金って言葉はやめて、税金で。)若い世代は貯蓄に励む
国債も将来の貯蓄額を減らす要因だそうで。やっぱ増税しかないよな。今後デフレも考えられる。ってことは家計も圧迫するので、たくさん稼げるようにならへんとな。