【感想・ネタバレ】赤の女王の名の下に THANATOSのレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

ああ、とうとう湊サンまでそっち側に…(汗)。

「本格ミステリを打ち倒そうとする生意気な新人」とは汀氏のデビュー時に有栖川有栖氏が贈った言葉ですが、この殺し文句を久々に思い出しました。あ、以下ネタバレ気味かも。

深窓のお嬢様が密室で惨殺、というコレでもかと言わんばかりの舞台装置を用意しておきながら、登場人物ほぼ全員が謎解きを華麗にスルー。皆、素人童貞ネタにかかりっきりのダメ展開。つーか湊、ドクロちゃんなんか読んでるのか。日本の明日はどっちだ。

毎度おなじみ魚ウンチクはちょっと控えめですが(だって語る人が居な…どうなんだろ)、その分登場人物の病みっぷりが際立ったかも。読み進めながら、「ダメだこれ…」と何度一人呟いたことか。ええ、滅茶苦茶でした。

という訳で、極めて読み手を選ぶ本作ですが、振い落とされる読者はとっくに振い落とされている次第でして、要するに今回も大層面白かったです(笑)。

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2016年09月24日

Posted by ブクログ

ネタバレ

 メフィスト賞に応募したというラストの1作。
 いきなり4作申し込んだのか。すごいなぁ……。

 変だ変だと思っていた湊さんが想像以上におかしい人だったという作品。本格ミステリというか、喜劇的なミステリだ。ハイテンションで面白かった。

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2011年07月04日

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