【感想・ネタバレ】転生令嬢が大団円を目指したら 冷遇された子爵令息と幸せハッピーエンドを迎えましたのレビュー

小鳩子鈴 / あららぎ蒼史

九歳のとき前世を思い出した男爵令嬢ミアは、つれない態度の婚約者ラファエルに取引を申し出た。
「あなたに好きな人ができたら、すぐに婚約を破棄します。だからそれまで、友達になりませんか？」
それは前世持ちの転生令嬢にとっては、家族に恵まれなかった子爵令息への、いわば母性愛。
けれど――実父継母から虐げられていた少年にとっては……小さな初恋。
絶対、子爵家に帰してあげない！ 顔合わせの日から男爵家へ連れ帰り、ずっと一緒にずっと幸せに暮らす二人。
人気作家・小鳩子鈴がたっぷり加筆で贈る、すれ違い＆純粋無垢な恋のお話、完全無欠な大団円！

[Willow · ★★★★☆]

意外とあっさり

ヒロインの病弱具合にはちょっとびっくりでしたが、自分の体調はさておいても、婚約者（仮）となったヒーローを毒親から救おうとした姿勢は立派です。
ヒーローもちゃんとそれに応えているし。
ただヒロインが転生者で、なまじ大人の精神を持っていた物だから、最初の糖度が低いこと（苦笑）。
それと、あまりにもスルスルとストーリーが進みすぎて、毒親たちの没落具合の具体性が薄かったのが残念。

＃ハッピー ＃ほのぼの ＃エモい