あらすじ
卒業式を目前に控えたある高校で、生徒が窓から落ちるという事件が起こった。落ちたのは卒業生代表の予定だった生徒、常磐星藍。誰からも好かれ、品行方正で有名だった彼女は、周りに合わせていることで自分の顔が見えなくなる「青年期失顔症」だったのではないかという疑惑が浮上する。後輩の朝葉と聖は事件の真相を調べはじめるが、そこには思いもよらない秘密が隠されていて…。
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Posted by ブクログ
青藍が飛び降りた。
前作では、朝葉の心の崩壊を加速させるような助言をしていたため、あまり良い印象は持っていなかった。そのため、その青藍が飛び降りた事実にはとても驚いた。
お話を読み進めていくうちに、青藍がどのような境遇で朝葉にあんな言葉をかけてしまったのか知ることができて良かった。あんな状態の家に住んでいたら、心が砕けてしまうのも当然だと思う。自分がいかに恵まれているのか、改めて実感することができた。
これからは、家族の優しさにきちんと感謝しながら生活していきたいと思う。
また、青藍が良い子の仮面を被っていることにも共感できた。私も中身は汚いくせに、良い子の仮面を被って皆に好かれようとする。これからも星羅みたいに仮面は怖くて外せないと思うけれど、きちんと自分の本当の気持ちを考えて生活していけたらな、と思った。
Posted by ブクログ
前作のまごうことなき続編だった。そして何故、4年もたった今続編なのか不思議だったが、この6月に実写映画化ということで、なるほどなぁと。一応、この本単体でも読めると裏表紙に小さく書いてあったが、是非とも前作込みで読んだ方が青年期失顔症と言う架空の病気がどういうものなのか、理解が深まると同時にこの本の良さがわかると思います。前作、今作込みでの「青春ゲシュタルト崩壊」なのだと思う。ネタばれになるので多くは語れないのですが、この本を読んで主人公に共感する人、そして救われる人、何気に多いんじゃないかと思います。
Posted by ブクログ
アラフォーが読むには若々しい内容でした。青春期失顔症なんてものにはならないけど、大人の世界でもわずらわしい人間関係ってずっとつきまとうな〜と感じつつ読みました。親から子へ直接教えるものではないけど、人との付き合い方、距離感とかはこの本に出てくる子たちのように学びながら成長してほしいと思う。10代の子に読んでほしい一冊。