あらすじ
高２の一颯は平凡な高校生。…おじさんに付き纏われるという謎の体質を除いては。ある夜、高校の後輩でバイト先も同じ塩対応モテ男子・瀬尾にその体質がバレてしまった！ バカにされるかと思いきや、ある目的が一致しまさかの偽装恋人関係に!? 偽装なのに、瀬尾はおじさんを追い払い真剣に悩みを聞いてくれて…。「先輩にだけだよ。こんなことするの」「俺、先輩の彼氏だよ」――それって本気？ 俺の勘違い？ 徐々に独占欲が高まる瀬尾にキュンが止まらない激カワBL♡
※電子限定SSにRシーンアリ
感情タグBEST3
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Posted by ブクログ
★3.5．BL小説、転生モノとかオメガモノとかばかりになったな〜ってところでこちら日常系高校生BL。しかも単発助かる。
美形（後輩）×平凡の組み合わせ大好き。受けはおっさんを引き寄せてしまうらしいコンプレックス持ち。攻めはモテすぎて偽装彼氏を提案してくる。どちらも気のない関係から好きになっていく過程が丁寧。受けの一人称だけど攻めも受けを好きになっていくのわかるからニヤける。受け思考がたまにネガティブすぎて読んでて辛い笑。しかしどちらかというと自分も受けの思考に近いので、親近感があった。友達との距離感もリアルだなって思う。挿絵は少なかった？けどイメージが違ったのでちょっと残念。
次回作、期待してます
Posted by ブクログ
かわいい先輩後輩ものでよかった。
お互いを守りながら、進んでいくふたり。受けの恥ずかしいという気持ち、変に心配されたくない気持ちを、無理に抑えなくていいという攻め。ぶっきらぼうで口調が悪いところもありながら、優しいところが多い攻めでよかった。
男性が男性向ける好意も不快だ、好意を持ってない人から向けられる好意は不快だ、というふたりの思い。これらは確かにそうだと感じられ、「モテてるんだからいいじゃん」と思わないこと、これが大切だということに改めて気付かされた。
自分も受けと同じように、人からの好意や言動をなんとなくで流してしまうことがよくある。今回この作品を読んで、攻めのようにはっきり言う、はっきり断ることもやはり大切なのかもしれない、ということも考えた。ただ中々難しい。
