【感想・ネタバレ】サムライナンバー11 1のレビュー

野田宏

時は、戦国時代。天才発明家・Dr．平賀に育てられたサイボーグ侍・ジンタは、ある極秘任務を受ける。その任務とは、後に十勇士の母となる少女・初音を、過去へと戻り暗殺する事。だが、そんなジンタを待っていたのは衝撃の事実で！？気鋭新人が贈るタイムスリップ人情喜劇！！！

[ブクログ · ★★★☆☆]

チョイスが・・・。豊臣軍最強部隊、真田十勇士を生まれなかったことにするため、サイボーグ侍ジンタは徳川の命により、過去へ遡行して彼らの母の暗殺を狙う。だが、過去で自分が生き別れた11人目の兄弟であることがわかると、ジンタは母の護衛にまわる。徳川から次々送り込まれてくる刺客（歴史上の偉人）から、果たして母を守りきれるのか。コメディータッチの歴史バトルもの。設定はめちゃくちゃ面白い。ただなんか色々残念。一番残念なのは、刺客として登場する偉人のチョイスで、最初が佐々木小次郎なのはいいが、なぜ次が西郷隆盛なのか。この時点でギャグに重点を置いていることがわかってしまった。ギャグ自体はたいして笑えないし、なんかもったいないな、と思ってしまった。