【感想・ネタバレ】Ｃ０ＤＥ：ＢＲＥＡＫＥＲ（２６）のレビュー

上条明峰

[ブクログ · ★★★★★]

上条作品は実にすばらしい。
珍種５名が出たときは評価が地の底まで落ちたが最終決戦で完全に持ち直した。総理がラスボスでしょぼかったのは否めないけど、改心イベントがなかったのはよかったし刻とのやりとりに胸を打たれた。
平家の本音が明かされて気持ちよかったしみしるも可愛かった。桜と大神の選択も納得がいくものだったし最高の漫画だった。

[ブクログ · ★★★★☆]

アニメ化されたそうです…
コレも設定変わるんだろうな。
だって、刻、高校生なのにタバコ吸ってるし。
絵になってるのに、勿体ないなぁ。

私的に好きな話。
『目には目を　歯には歯を　悪には悪を』の言葉　大好き。

珍種と呼ばれるヒロイン桜の意外性がとってもイイ♪
ガンガン出てくる新キャラ登場でどうなる？
と、思っていたら『桜』の家庭、主人公『大神』と『刻』の意外性。
もっと意外な『担任の神田先生』。
個人的にも『ロストした　刻君』が可愛くて仕方ない…♪
4巻にて　刻君　の身辺やら見え隠れ。ニューフェイス　人見　も登場。
　彼がどうして　動くのか、5巻で答えを得られます。
5巻の半ばから　ずっとロスト中の時刻君　が可愛くて♪
　けどけど、これもニューフェイスの　天宝院遊騎　が好きですぅ〜。
6巻で遊騎がロストすると『ネコ』って…可愛すぎ…。ほぼ全員が動き回る巻です。
　って、桜がロストするとは想定外の展開ですっ！しかも大神の兄登場で話が進展。
この人の動きでどうなるか未だ読めず。
7巻でも大展開アリ。桜は復活、謎解きに新たなる3人組み。
　生徒会長の『にゃんまる』姿に、大神の着ぐるみ…。爆笑と不思議が混濁中。
8巻では『会長』に弟子入りする皆さん。
　本当の渋谷荘の主『泪』登場。王子様なのに女王様。
　渋谷荘での秘密の扉が開かれる…
9巻で『秘密の扉』を巡って　大神達　と　捜シ者達　が勝負。
　桜の記憶が戻りつつある。『ゐの壱』との関係が伏線。
　刻君と遊騎君がツーショット♪で素敵。
10巻目、ついに大台に乗り『捜シ者』編終了ってところかな？
　探シ者のロスト時から登場だったとは。内容が濃い～！
　しかも桜の本当の父親が会長ってのは驚きだ。
11巻澁谷荘の全員ロスト中に大嵐到来。
　時を同じくしてクラスメイトも。
　王子のロストは『人魚』。幼き頃の王子の話しも有り。
　その後、一時対戦した春人から爆弾発言。
　そして、大神が狙われる。
12巻で大神とブレイカー達の激闘勃発。王子の弟『冴親』（さえちか）登場。
　遊騎の本領発揮。遊騎の幼少期もチラホラ。
　大神は左腕をもがれたが、どうなるのか？
　番外編として『ご一行様海へ』行っております。
13巻、大神の左腕に新たな黒き炎が。
　遊騎の幼少期の親友『真理』と遊騎のモールス会話。
　新たなる的となる桜の友達『あおば』。
14巻、ついに大神の左腕のエンペラー『マモン』召喚でエンペラー消失。
　あおばの過去に関わる大神。
　大神の子供化と同時に現れる青き炎を自身から発する。
15巻で刻と遊騎の一騎打ち。そして桜の過去。キーワードは12月32日。
　ぐっちゃぐちゃになって更に上に進む。
16巻にて刻と大神の一騎打ち。そして寧々音の復活。
　戻る桜の記憶と大神の素性。エンペラーの死。
　刻との一騎打ちで大神覚醒。
17巻、大神が異能者と珍種のハイブリッドだと判明。
　学校は以前希望塾という学問所。
　代々大神の血縁が生徒会長を務めてた。
　文化祭＝輝望際キャンプファイヤーにて己々と対戦。
18巻これにて全員の己と対決終了。
　ここにきて新キャラ　黒門寺みしる　登場。
　大神の幼い頃を知っている。
　遂に桜の実母桜子登場。桜を二つにしてチビ桜とする。
19巻、渋谷荘の下にエデンがある事を知り進軍。
　コードネームと敵対。
20巻でコードネームをほぼ殲滅し、珍種集団と構える。
21巻では珍種の弁当箱が転入。
　サバイバルゲームをしようと大神に取引を持ち込む。
22巻で取引に応じ、生徒がそれに一興とのる。
　体育祭に場所を移して。
23巻、体育祭を思い出に大神はもう一匹リヴァイアサンを従え。
　わかばと仲直り。珍種レゲエを止める。
24巻、ついに4傑の珍種が集まる。
　刻と寧々音が姉弟ではない事の発覚、
　ヤンキーとフランケンを止める。
25巻で遂に藤原首相が箱を持っていると判明。
　平家が珍種に手を貸していた事も明るみへと。
　桜が暴走し物語はガンガン加速して最終巻に突入。
26巻、ついに最終巻です。
　最終決戦＋あちこちで繰り広げられてる戦い。
　最終的に大神は全ての悪魔を従え、圧勝。
　その代償は記憶の喪失。
　すべての記憶を失くして、それでも取り戻して。
　自らの意思で大神も桜も違う道を選ぶ。
　最後に『5年後』として載ってます。
　闇のものとして活躍していく大神一派。
　必ず、桜たちの事を気にしながら。
　桜はそのことを知りながら。
　どちらも、生きていく。



　
どうなる？どう変わる？何がどうする？

4巻のLastに　番外編2つ。バレンタイン編＆ホワイトディ編。
5巻のLastには人見と神田の過去のお話。
9巻Lastに４コマ漫画がおまけで載ってます。澁谷荘の日常。
11巻でも4コマ健在。
ついでに12巻にもＬａｓｔに4コマあり。
13巻は時期的にも『クリスマス4コマ』です。あと、質問コーナー有り。
14巻でも4コマ健在。
15巻では『皆でお花見』に行くストーリーが入ってます。
　
どんどん世界が壊れて、捻れていく。
『誰を信じる』ではなく、『己を信じる』そして『仲間を信じる』。
だけど本当は誰を信じるではなく、何を判断して突き進むかって話かも。
最後の大団円はいいんだけど、大神が記憶喪失になる設定はいらなかったんでは？と思っております。

[ブクログ · ★★★★☆]

終わる終わる詐欺の如く引っ張りましたが、本当の最終巻です。
ラストに「ええっ！？」と感は拭えませんが、「コードブレイカー」という立場からの目線なら納得のラスト。
とにかく少年漫画。最後まで都合よく色々出てきましたが、バトルはちゃんと終わってくれてスッキリです。

解ってはいます。これが終わり方としては正しいと解ってはいる反面、「その後」に期待してしまっていたので★は減らしました。