【感想・ネタバレ】医師のつくった「頭のよさ」テスト~認知特性から見た6つのパターン~のレビュー

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Posted by ブクログ

ネタバレ

人は生まれ持って認知特性があり何が優位かによって、得意不得意が決まっている。

その特性を自分で認識し最大限に活用している人こそが頭の良い人であり、さらに相手のことをよく知り認めることができることも頭の良い人の特徴であるとのこと。


 
自分の認知特性を知るためのテストがあったり、認知特性による得意不得意や、伸ばし方が書かれているので実践書のような感じ

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2020年08月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

あとがきより抜粋

診断をつける事は病院が果たすべきの役割の1つですが

 大事なのは、診断名による画一的な支援ではなく
その人自身を見守ること

 自分自身と相手の特性や能力よく知っていたとしたら避けられた壁も多くあり

 学校で良い評価を得られる子供と社会で大成する人の共通点は自分の特性をよく理解し最大限に活用している人は自分を知り、認め、選択し、適用させるそれができる人こそが頭がいい人です

 さらに言えば、相手のことを知り認め自分から相手に適応していくことも頭がいい人にはできるのです

 この本を通じてあなたがあなたの中にある自分の素晴らしさに気づき、あなたの隣にいる人の中にあるその人の素晴らしさに感謝できる、そんなお手伝いができれば本望です

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2020年06月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

日常生活で無意識にやっていることを改めて一つ一つ取り出していくと、人間は本当にさまざまな能力を駆使して日常生活を送ってるんだなということが分かった。自分がどの認知特性タイプかを意識するだけでかなり時間短縮になりそうだ。
日々診察している小児科医だからこそ書ける子どものことは勉強になった。赤ちゃんが育っていく過程での重要な機能や子どもの社会性など。知っていれば周りと比べる必要がなくなるので大人にとっても子どもにとっても有用だと思う。
自分もまるで診察を受け思い込みを正してもらったような気分だ。

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2021年10月04日

Posted by ブクログ

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【書評】「短所」と「長所」は紙一重!『医師のつくった「頭のよさ」テスト~認知特性から見た6つのパターン~』

あなたは自分と得意不得意を正しく理解していますか?
本書では神経心理学の分野から、人間の特性を紐解いてくれる。
まずは本書記載の認知テストに取り組んでみよう!

人間の認知特性は「視覚」「言語」「聴覚」の3パターンに分かれる。
自分がどのパターンかが分かれば、
今後の行動の仕方や、勉強の仕方、人との接し方を改善することができる。
例えば視覚優位者がいくら音読で覚えようとしても、効果は出にくい。
絵を描いてみたり、図に起こしてみたりと工夫してみてはいかがだろうか。

この認知特性を、他人に当てはめて分析してみると面白い。
話が噛み合わない時、もしかしたらお互いが視覚優位者と言語優位者なのかもしれない。
モノマネが得意なあの人は、もしかすると聴覚優位者なのかもしれない。
なぜ?を神経心理学の分野から読み解くことで、
新たな可能性や解決方法が見えてくる。

私は視覚優位者であった。
合わせて聴覚が劣勢であった。
思えば音楽を聴きながら勉強が出来たり、
口頭指示を十分理解できていないのは、
自分の認知特性から来ているのだろう。
引き続きメモを徹底的に取ることを心がけたいと思えた。

その分文章からイメージしたり、
長文を図としてまとめることは得意だ。
噛み砕いて自分でまとめようとする癖は、
おそらく私の認知特性から来ているのだろう。

主観だが日本人は「短所」に注目してしまう人が多いと感じる。
だがどんな人でも短所しかない人間はいないはずだ。
なぜなら上記の私の例のように、
短所は長所の裏返しであるから。
まずはこの1冊で自身の認知特性を知り、
長所をどう活かすか、短所をどう補うかを考えることが大事なのではないだろうか。

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2019年03月23日

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