【感想・ネタバレ】不自由から学べること 思いどおりにいかない人生がスッとラクになる33の考え方のレビュー

あらすじ

不自由な「修道院」の暮らしが教えてくれた、しんどい現実を前向きに考える方法

「上司ガチャ」「親ガチャ」の言葉が流行ったように、今の時代、生まれた家や環境、学歴、能力などで自分の限界を決めつけ、「どうすることもできない現状」に絶望している人は多い。そんな人たちに向けて、「不自由な環境から得られた学び」を伝えるのが、この本だ。著者が12歳から6年間くらしていた「修道院」は、持ち物、行動、会話、思想、進路、あらゆることが「不自由」な場所であった。

・自分のスペースは机1つとロッカー1つだけ
・外出できるのは月に1回のみ
・電話は許可制で、手紙はすべて検閲される
・プライベートは皆無で、お祈り・食事・勉強だけの日々
・食事は基本「沈黙」で、片付けは当然自分たち
・時間厳守で、移動はほぼ走り
・学校の部活は参加が許されていない
・TV、ラジオ、携帯、許可のない漫画や雑誌は禁止
・恋愛も禁止
・将来なれる職業は「看護師」「介護士」「教師」のみ

しかし、こういった不自由から、その後の人生で訪れた苦境を乗り越える力を身につけたと言う。本書では著者が修道院で学んだ(=不自由から学んだ)ことを、本人のエピソードや、聖書の教えなどを交えて伝えていく。自分の現状に不自由を感じている人は、きっと共感できて、現状を少しでもラクに感じることができる。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

何もかもうまくいかない時に自分のせいだと思い悩むのではなく、神様というとても大きい存在に責任の所在を預けるという考え方は思い悩むことが多い人にとってはとてもいい考え方になると思う。私もこんな世の中だからこそ、他の人を幸福にするために生きることが大切だと共感した。

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2025年03月25日

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