【感想・ネタバレ】花と流れ星のレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

このページにはネタバレを含むレビューが表示されています

Posted by ブクログ

ネタバレ

『骸の爪』の後に読みました。
真備シリーズの3冊目。短編5話。
『オディ&デコ』では、風邪をひいた真備さんの”方言”に笑ってしまった。
『花と氷』では、”氷”と向き合いながら生きていく真備さんと北見さんに元気をもらった。
素敵な表現だと思った。

0
2023年05月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

5編からなる真備シリーズ初の短編集。
トリックやロジックというよりも、心の動きや叙情性を噛みしめるような作品が多く、3人の内面も窺える。
道尾秀介はやはり伏線回収が巧く、そしてミステリとしての謎‐解決が文学性と一体化しているところが大きな魅力。

『花と流れ星』
夜の海岸のどこか怪しげで、どこか儚げな雰囲気が、少年の不思議な語りとマッチしている。”流れ星のつくり方”というのは、少年は明るさは感じることができ、光がにじんで見えるから可能なのだろうか。自然と目が見えると思い込まされてしまうが、実は目が見えない伏線だったというのは見事。

『箱の中の隼』
コーヒー、咳、看護婦、太陽...相変わらず伏線回収巧いなぁ

『花と氷』
チラシの謳い文句に胸が痛む。
「花と氷」という例えが美しい。

”花は綺麗だけど、氷だって大切な思い出の証だ。捨てずにゆっくり溶かしてやれば、だんだんと水に変わってくれる。
その水で、花も咲く。”

0
2022年01月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

このシリーズ、長編があるのかな?だとしたらその長編を読んでみたい気になる。そんな一冊だった。
今回は心霊の類が全く出てこなかったけど、本来は心霊をメインに扱っているのだろうか?それとも今回のようにトリックやミステリーが本筋?
真備の過去がすごく気になる。三人の人間関係のバランスがすごく素敵で、この三人が織りなす物語の進捗にはとても興味が湧きました。ただ、この本作に関しては、短編の悪いところが出ていて、とりとめのない物語が連なっていて読みにくかった。

0
2021年09月19日

「小説」ランキング