あらすじ
ひとみの中に命を、ほおぶくろの中に宇宙を。
漫画界にきらめく新鋭、デビュー作品集。
小説家・永井みみ、ライター・みくのしんも推す!
WEBで作品が発表されるや、瞬時に大きな反響となるフィビ鳥作品。常に次回作を待たれる新鋭が今までの代表作に加え、渾身の描き下ろしも収録した作品集を初刊行します。
【目次】
とこいわのかみ
ハムガールの冒険
彷徨える月
ホッキョクグマは笑っている
帰郷
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
フィビ鳥の初単行本。5つの短編を収めた作品集。
ジャンプルーキーで初めて『とこいわのかみ』を読んだときは衝撃を受けた。紙媒体で書籍化してくれて本当に嬉しい。
本書はその『とこいわのかみ』に加えて、同サイトで公開された『ハムガールの冒険』、『彷徨える月』のほか、描き下ろしの『ホッキョクグマは笑っている』、個人誌に収録されていたという『帰郷』のあわせて5作が収録されている。
いずれの作品も、豊かな余白や余韻があって、漫画として読み応えがあった。また、展開にも省略や緩急が効いていて、物語にダイナミズムがあった。
そしてそれだけでなく、誰かと誰かの間に生まれる関係性の描き方や、置き場のない感情の語り方が独特なものに感じられて、その少しドライで、けれどとても繊細な表現が印象的だった。
もうすぐ、長編デビュー作の第1巻も発売される。今後も活躍を楽しみにしたい。
何回も繰り返し読みたくなる
とても良かったです…!分かりやすい起承転結やカルタシスのあるハッピーエンドばかりでは無いから人を選ぶのかもしれないけど、刺さる人にはめちゃくちゃささります。神話を民話に落とし込んだような不思議な世界観。ジャンプラで読んでいたけれど、単行本化してくれたイーストプレスに感謝。書き下ろしのボリュームもすごい。第二集も待ち遠しい。