あらすじ
清里のヤマネミュージアム館長湊秋作さんは、小さいときから虫をとるのが大好き。田んぼで泥んこになって遊んだ。今、ヤマネを研究しそこから人間をとりまく環境について研究や提言を進めている湊さんの思いには、そんな子どものころの体験が息づいている。
...続きを読む感情タグBEST3
Posted by ブクログ
ヤマネを研究し続けている湊秋作先生による、ヤマネの生態についてと先生についてのお話。
ヤマネがとにかく可愛い!会いたくなりました。ヤマネの生態には驚かされるばかり。一つずつヤマネのことを知る度にへぇ~っと感心すると同時に、想像してその愛らしさにニヤリとしてしまいます。
文字の大きさからして、高学年向きかな~って思ってましたが、とっても読みやすくてワクワクする内容で、ルビもたくさんふってくれているので、3年生くらいからでも十分読めると思います。動物、とくに小動物が好きな子にオススメ。あっという間に読めて、ヤマネ大好きになります。
Posted by ブクログ
日本の「やまね」について書かれた本。著者はやまね研究の第一人者で、現在は山梨県清里のやまねミュージアム館長、関西学院大学教授を務める湊秋作さん。大学時代にやまね研究をはじめた話や、小学校教員時代の子ども達との観察の実践の話を交えながら、やまねのことがよくわかる本になっています。こんな先生がいたら楽しいだろうなと思いました。小学校高学年向けの本ですが、当時一年生だった息子に読み聞かせたところ、やまねに興味津々になりました。後日息子は、清里のキープ協会の「やまね学校」に参加して湊さんとやまねに会うことができました。
Posted by ブクログ
ヤマネの営みを知ることで自然との共生も考える。清里のヤマネミュージアム、再訪したくなりました。
この10年でヤマネの生態がより具体的にわかったことを知ることができます。
Posted by ブクログ
著者はヤマネ研究の第一人者、湊秋作先生。
湊先生がヤマネ研究を始めたきっかけから、研究中の苦労や工夫、さらには環境教育について、子供向けに読みやすく書かれている。
子供が読んだら、人が自然や動物たちと共存していくにはどうしたらいいか考える良いきっかけになりそう。
これを読んで、もっとヤマネについて知りたくなった。
ヤマネミュージアムにも行ってみたくなった。